国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントは25日、宮城県の利府GCを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンの上田桃子が第1ラウンドを5アンダー67の好スコアで回り、韓国のウェイ・ユンジェと共に首位を分け合った。

　ツアー8勝を誇る上田が、得意の大会で実力を遺憾なく発揮した。この日横峯さくら、有村智恵の豪華なペアリングでスタートした07年女王は、1番でバーディを奪う幸先良い滑り出し。4番でもスコアを1つ伸ばして2アンダーで前半を折り返すと、ハーフターン後も安定したゴルフを披露した。10、14番をバーディとすると、最終18番パー5もバーディで締めくくり、ノーボギーの5アンダー67。今季2勝目＆2年連続Vに向け、好発進を切った。

　一方、マンシングウェアレディース優勝の横峯も奮起。序盤は連続ボギーで出遅れたが、中盤以降はバーディを重ね2アンダー70でホールアウト。有村、土肥功留美らと共に首位タイと3打差の5位タイにつけ、こちらも2試合連続勝利が狙える好位置を確保した。

　その他、3アンダー69で回った茂木宏美と新鋭・一ノ瀬優希が3位タイ。現在賞金ランキングトップの諸見里しのぶはイーブンパー72でラウンドし、昨季賞金女王の古閑美保、PRGRレディスカップを制した上原彩子、ベテラン斉藤裕子らと並び18位タイにつけている。