国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは19日、愛知県の南愛知CC美浜Cを舞台に第2ラウンドの競技を行った。前日6アンダー5位の横峯さくらが7アンダー65をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に躍り出た。1打差の2位タイで初日トップの不動裕理と若林舞衣子が続いている。

　横峯が3か月ぶりの勝ち星へ最短距離につけた。出だしの1番と3番でバーディを獲ると、5番パー5でイーグル奪取に成功。その後も3つのバーディを奪い、ノーボギーの7アンダー65でフィニッシュした。今季は序盤に3勝を挙げ、賞金女王レースをリード。しかし、現在は諸見里しのぶに逆転され、約4,390万円差の賞金ランク3位に後退している。最終ラウンドもこの日の勢いをキープして栄冠に輝き、諸見里との差を詰めたいところだ。

　一方、美系ゴルファーとして話題の竹村真琴は苦いプロデビュー戦となった。9オーバー106位タイからスタートし、前半の16番でバーディを先行。18番でトリプルボギーを叩いたが、ハーフターン後の1番、2番で連続バーディと踏ん張った。その後スコアを2つ落とし、2オーバー74でホールアウト。通算11オーバー102位タイで予選落ちを喫した。それでも08年の日本女子オープンではローアマチュアに輝いた逸材だけに、今後の活躍に期待したい。

　その他、今季3勝の有村智恵が5アンダー67で回り通算10アンダー単独4位、前週の日本女子プロゴルフ選手権で3位タイの馬場ゆかりが通算9アンダー5位で追っている。福嶋晃子は通算6アンダー8位タイ、08年12月のファイナルQTでトップ通過した金田久美子は通算5アンダー12位タイ。同ランク1位の諸見里は昨季女王の古閑美保らと共に通算3アンダー26位タイに沈んでいる。