国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは18日、愛知県の南愛知CC美浜Cを舞台に開幕。美系ゴルファーとして注目を集める竹村真琴は、第1ラウンドで9オーバー81の大叩きを喫し、出場選手中最下位（106位タイ）と大きく出遅れた。単独トップに立ったのは、9アンダー63と爆発したディフェンディング・チャンピオンの不動裕理。2打差の2位タイから原江里菜、若林舞衣子、馬場ゆかりの3人が追っている。

　これまでアマチュアとしてプロツアーに出場し好成績を収めてきた竹村だったが、プロデビュー戦となったこの日は思わぬ苦戦を強いられた。スターホールの1番でいきなりダブルボギーを叩くと、続く2、3番でボギー。7番でもスコアを落とすと、5オーバー41でハーフターンする。巻き返しを誓った後半も10番でダブルボギーを喫すると、14番から再び連続ボギー。17番ボギーの後の最終18番で意地のバーディを奪ったものの、1バーディ、6ボギー、2ダブルボギーの9オーバー81で初日の競技を終了した。

　これまでも、宮里藍や金田久美子など大物選手がプロ初戦で予選落ち。のしかかる重圧からなのか、竹村も予選通過が厳しい状況に追い込まれた。2日目以降は本来の実力を発揮し、大会を盛り上げてほしい。

　一方、賞金ランキング3位へ後退した横峯さくらは好発進。ノーボギーの6アンダー66を叩きだしてトップと3打差の単独5位につけた。現在同ランキング首位の諸見里しのぶとはおよそ4,400万円の差があるだけに、今大会で少しでも差を詰めておきたいところだ。

　その他、今季好調の有村智恵が5アンダー67で回り、李知姫（韓）と並び6位タイ。女王・古閑美保は2アンダー70にスコアをまとめ25位タイに続いたが、3週連続Vを狙う諸見里は1オーバー73で64位タイに低迷している。