初の女王を目指して賞金ランク首位を突っ走る諸見里しのぶが、3週連続優勝へ休むことなくプレーを続けている。

　18日開幕の国内女子ツアー、マンシングウェアレディース東海クラシック（愛知・南愛知CC美浜C）に出場する諸見里は、2週連続Vを飾った後も連戦の疲れを見せずに元気いっぱいだ。同ランク2位の全美貞（韓）と4,000万円以上の差で突き進む女王タイトルに向けて、そろそろプレッシャーのかかる時期。だが、「毎週、楽しい」と心からゴルフを楽しんでいる。今回はディフェンディング・チャンピオンで6年連続賞金女王の経験を持つ不動裕理と同じ組で第1ラウンドをプレー。その戦いを見守るのも興味深いところだ。

　もちろん、全も同ランク3位の横峯さくらも、残り11試合で追いつこうと必死。日本女子オープン、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと、公式戦が2試合残っており、このまま諸見里の独走を許すつもりはない。毎試合が決戦となる国内女子ツアーが熱くなることは間違いなさそうだ。