秋のシーズンを迎えますます戦いが激しさを増してきた国内女子ツアーは、15日に富士通レディース（千葉・東急セブンハンドレッドクラブ）が開幕。前週SANKYOレディースオープンでシーズン3勝目を挙げ今季獲得賞金1億円を突破し賞金ランク首位を独走するアン・ソンジュ（韓）を止めようと、熱く激しい“女たちの戦い”が展開される。

　ディフェンディング・チャンピオンのニッキー・キャンベル（豪）と佐伯三貴の2人が、予選ラウンド同組でアンと激突。2年連続賞金女王を目指す横峯さくら、好調の有村智恵、藤田幸希、不動裕理、馬場ゆかり、諸見里しのぶら実力者たちも打倒アンに燃えている。

　また、今年7月に行われた下部ツアーのANAプリンセスカップで優勝した14歳の高橋恵（長野・佐久長聖中）も参戦。今大会で早くもツアー出場5大会目となる“スーパー中学生”が、恵まれた体格から繰り出される飛距離を武器にトッププロに立ち向かう。