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国内女子

ベテラン受難の時代 ?国内女子ツアー

2009年12月28日(月)午後0:35

 国内女子ツアーのシード選手は50人しかない。永久シードの不動裕理を除くため厳密には51人だが、毎年人数が増え続ける同ツアーにあって、賞金ランク上位50位に入るのは至難の業。今シーズンを終え、9人がシード落ちの屈辱を喫し初シードまたはシードに復帰した選手が11人と大幅な入れ替えが起こるなどベテラン受難の時代に拍車がかかっている。

 シード落ちした選手の中には、ツアー記録の17年連続シード保持中だった肥後かおりや、新婚の服部道子らが居る。肥後はQT(クオリファイングトーナメント)を受け直し、ファイナルで11位に入って来季の出場権を確保しているが、服部は来季ツアー出場の予定がなく、アマチュア時代からトップを走って来たツアーの顔的存在が見られなくなりそう。

 一方、新たにシードを獲得した選手の中には19歳の森田理香子や24歳の青山加織らがおり、シード選手の低年齢化の一端を担った。ちなみに来季のシード選手の平均年齢は27.55歳。10年前と比べると5歳違う。

 若年齢化は04年に宮里藍が初の高校生プロとなり「藍ちゃんに出来るのなら私も」と同世代が後に続いたことが発端。今では高校を卒業した年にプロテストに合格しトーナメントでも上位を賑わす選手が多くなって来た。ジュニア時代からきちんとしたコーチに付き、試合経験豊富な彼女たちはプロになっても物怖じすることなく、楽々と壁を飛び越えて来た。

 逆にいわゆる“叩き上げ”と呼ばれる研修生から這い上がって来てシード入りする選手はほんのひと握り。今後もこの傾向は続くと予想されている。ちなみに最年長のシード選手は斉藤裕子で42歳。宮里が師事する以前からメンタルコーチのピア・ニールソンとリン・マリオットの指導を受けてきた彼女が唯一“アラフォー”の星と言えそうだ。
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