国内男子
池田勇太が今季4勝目! 賞金王は“三つ巴”の争いに
2010年11月21日(日)午後6:08
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスは21日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を行い、単独トップからスタートした池田勇太が通算15アンダーまでスコアを伸ばして見事に優勝。先月のブリヂストンオープンに続く今季4勝目を挙げた。また、優勝賞金4,000万円を加算してシーズン獲得賞金額も1億3,200万円に乗せ、賞金ランキングでも藤田寛之を抜き3位に浮上している。
今大会の結果により、賞金ランキングトップは金庚泰(韓)で約1億7,400万円、2位は石川遼で約1億4,200万円、さらに約1,000万円差の3位で池田が続く展開。今季の国内男子ツアーも残すところカシオワールドオープンとゴルフ日本シリーズJTカップの2試合となり、賞金王争いは金庚泰、石川、池田の“三つ巴”の争いの様相を呈してきた。
優勝に王手をかけた大会最終日、後続に3打差の首位からスタートした池田は序盤から絶好調だった。序盤の2番でバーディを先行させると、4番からは怒とうの3連続バーディ。この時点で後続に4ストロークとリードを広げ、完全に独走態勢を築く。ところが、サンデーバックナインに入り11番でこの日初ボギー。12番から連続バーディを奪い盛り返すも、池田の2組前を回る金庚泰が16番までになんと9つスコアを伸ばす猛チャージ。そして、金庚泰に1打差まで詰め寄られた池田は、15番でパーオン失敗から5メートルのパーパットを残す大ピンチを迎えてしまう。
しかし、外せば首位に並ばれるこのパットを池田が気持ちでねじ込むと、金庚泰が17番でまさかのダブルボギー。2人の差は一気に3ストロークまで開き、その後18番まで確実にパーをセーブした池田が逃げ切りVで栄冠に輝いた。池田は最終ラウンドを6バーディ、1ボギーの5アンダー66で回り、金庚泰は8アンダー63とこの日のベストスコアをマークするも最後は2打及ばず。15番で大ピンチを凌いだ池田と、17番でダボを叩いた金庚泰が明暗を分ける結果となった。
なお、今回の優勝により池田の生涯獲得賞金額は3億円を突破。さらに2002年の横尾要以来8年ぶりとなるダンロップフェニックス日本人制覇を成し遂げ、昨年に続き2年連続シーズン4勝以上を達成。これは1994年から4年連続でシーズン4勝以上を挙げた尾崎将司以来の記録で、青木功、中嶋常幸、そして自身が尊敬してやまないジャンボ尾崎に続く史上4人目の快挙となっている。
大会の最終成績は、金庚泰が通算13アンダー単独2位、富田雅哉が通算11アンダー単独3位に入り、ディフェンディング・チャンピオンのエドアルド・モリナリ(伊)とロベルト・カールソン(スウェーデン)が通算10アンダー4位タイ。前週の三井住友VISA太平洋マスターズを制し2週連続優勝を狙った石川遼は、通算2オーバー33位タイで4日間の競技を終えた。
今大会の結果により、賞金ランキングトップは金庚泰(韓)で約1億7,400万円、2位は石川遼で約1億4,200万円、さらに約1,000万円差の3位で池田が続く展開。今季の国内男子ツアーも残すところカシオワールドオープンとゴルフ日本シリーズJTカップの2試合となり、賞金王争いは金庚泰、石川、池田の“三つ巴”の争いの様相を呈してきた。
優勝に王手をかけた大会最終日、後続に3打差の首位からスタートした池田は序盤から絶好調だった。序盤の2番でバーディを先行させると、4番からは怒とうの3連続バーディ。この時点で後続に4ストロークとリードを広げ、完全に独走態勢を築く。ところが、サンデーバックナインに入り11番でこの日初ボギー。12番から連続バーディを奪い盛り返すも、池田の2組前を回る金庚泰が16番までになんと9つスコアを伸ばす猛チャージ。そして、金庚泰に1打差まで詰め寄られた池田は、15番でパーオン失敗から5メートルのパーパットを残す大ピンチを迎えてしまう。
しかし、外せば首位に並ばれるこのパットを池田が気持ちでねじ込むと、金庚泰が17番でまさかのダブルボギー。2人の差は一気に3ストロークまで開き、その後18番まで確実にパーをセーブした池田が逃げ切りVで栄冠に輝いた。池田は最終ラウンドを6バーディ、1ボギーの5アンダー66で回り、金庚泰は8アンダー63とこの日のベストスコアをマークするも最後は2打及ばず。15番で大ピンチを凌いだ池田と、17番でダボを叩いた金庚泰が明暗を分ける結果となった。
なお、今回の優勝により池田の生涯獲得賞金額は3億円を突破。さらに2002年の横尾要以来8年ぶりとなるダンロップフェニックス日本人制覇を成し遂げ、昨年に続き2年連続シーズン4勝以上を達成。これは1994年から4年連続でシーズン4勝以上を挙げた尾崎将司以来の記録で、青木功、中嶋常幸、そして自身が尊敬してやまないジャンボ尾崎に続く史上4人目の快挙となっている。
大会の最終成績は、金庚泰が通算13アンダー単独2位、富田雅哉が通算11アンダー単独3位に入り、ディフェンディング・チャンピオンのエドアルド・モリナリ(伊)とロベルト・カールソン(スウェーデン)が通算10アンダー4位タイ。前週の三井住友VISA太平洋マスターズを制し2週連続優勝を狙った石川遼は、通算2オーバー33位タイで4日間の競技を終えた。