野村5位タイでツアー初制覇に望み! 上原は18位タイ
2014年8月10日(日)午前8:54
米女子ツアーの新設大会 マイヤーLPGAクラシックは現地時間9日、ミシガン州のブライズフィールドCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。野村敏京が2アンダー69で回り通算7アンダーで前日と同じ5位タイをキープした。上原彩子は通算3アンダー18位タイ。有村智恵は通算イーブンパーで34位タイとしている。単独トップはインビー・パーク(韓)で通算13アンダー。
ツアー初優勝を目指す野村が優勝争いに踏み止まった。この日は1番でバーディを先行させたものの8番、9番で連続ボギー。一時不穏な空気が流れるも11番から15番までの5ホールで3連続を含む4つのバーディを奪って払拭。16番で再びボギーを叩いたが2アンダー69にまとめトップ5をキープした。
この日はセカンドショットが悪く18ホール中、8ホールしかパーオン出来なかったがパットに救われた。合計パット23とグリーン上でスコアメイクしたことが上位キープの要因。3日間の合計パット数も78と好調なだけにショットがこれにかみ合えば最終日のチャージも期待出来そうだ。
その他の日本勢は、上原彩子が6バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフも1アンダー70をマークし通算3アンダー18位タイ。14番パー3ではティーショットがカップをかすめるスーパーショットも見せた。また有村は8番でイーグルを決めるなど前半を2アンダーで回ったが、後半に入ると上がり3ホール連続ボギーと崩れ1オーバー72。通算イーブンパーで前日の25位タイから34位タイに後退した。
上位争いは、首位スタートのパークが4バーディ、1ボギーの3アンダー68と手堅いゴルフでトップを堅守。通算12アンダー単独2位にイ・ミリム(韓)、通算11アンダー単独3位にスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が続いている。
その他注目選手は、ポーラ・クリーマー(米)が通算6アンダー7位タイ。この日ベストの7アンダー64をマークしたクリスティー・カー(米)が前日の56位タイから、リディア・コ(ニュージーランド)らと並ぶ通算5アンダー12位タイに急浮上している。賞金&レース・トゥ・CMEグローブのランキングでトップのステイシー・ルイス(米)は、1アンダー70とこの日もエンジンはかからず通算1アンダーで28位タイに止まっている。