レッスン
ドライバーショットを成功させるために大事なことは? 吉田直樹
2023年3月16日(木)午後1:16
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今回は、ドライバーでターゲットを狙う際の基本的な考え方や、打ち方のコツをレッスンしましょう。
まずティーショットの考え方ですが、真っ直ぐ、大きく飛ばそうせず、「ボールがコース内にあればいい」という感じで臨むことが大事です。
次にやってほしいのは、持ち球や練習場で出た球筋の傾向から、ティーアップの場所を決めることです。持ち球がドローだったり、ドローが出そうな場合は、ティーイングエリアの左サイドにティーアップ(写真①)。なぜなら、ドローの場合は右側に打ち出さなければいけないので、右サイドにティーアップすると右サイドの障害物が邪魔になってしまうからです。
そしてスタンスを少し右に向けて打つわけですが、このとき注意しなければいけないのは、両ヒジと肩のラインもスタンスに合わせて右に向けること。スタンスは右向きだけど、上体が左を向いていると、逆球になるので注意してください。
また、ドローを打ちたいときはティーアップを少し高めにすることも忘れずに。
一方、持ち球がフェードだったり、フェードが出そうなときは、右側にティーアップしましょう(同②)。そうすることで安心して左に球を出していくことができます。
そして、両ヒジ、肩のラインはスタンスと同じ左方向に向けましょう。
それと、フェードの場合は、ボールを中に入れすぎないようにすることも大事です。ボールの位置は、左足カカト線上かそれよりも左。そうすることで、スイング軌道が自然とアウトサイドインになります。
さらに付け加えれば、ドロー、フェードとも打つ前の素振りでイメージをつかむことが大事です。
どちらもフォローで打ち出したい方向に向けて振っていく。ドローならば右側にクラブを放り出す感じで、フェードならば左下方向に振ることを素振りで意識しておけば、ボールをコントロールしやすくなります。
吉田直樹(よしだ・なおき)
オーストラリアの大学を卒業後、世界各地でプレーをするとともに、ブッチ・ハーモン・ゴルフアカデミー、デービッドレッドベター・ゴルフアカデミーで学ぶなど、最先端のゴルフスイング理論を追求。よりシンプルに、より効果的にきれいなスイングになれる理論を構築し、現在は多くの男女トッププロを指導している。「ゴルフ ラ キンタ」(兵庫県芦屋市)代表。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/3/10 発売号より転載)
まずティーショットの考え方ですが、真っ直ぐ、大きく飛ばそうせず、「ボールがコース内にあればいい」という感じで臨むことが大事です。
次にやってほしいのは、持ち球や練習場で出た球筋の傾向から、ティーアップの場所を決めることです。持ち球がドローだったり、ドローが出そうな場合は、ティーイングエリアの左サイドにティーアップ(写真①)。なぜなら、ドローの場合は右側に打ち出さなければいけないので、右サイドにティーアップすると右サイドの障害物が邪魔になってしまうからです。
写真①
そしてスタンスを少し右に向けて打つわけですが、このとき注意しなければいけないのは、両ヒジと肩のラインもスタンスに合わせて右に向けること。スタンスは右向きだけど、上体が左を向いていると、逆球になるので注意してください。
また、ドローを打ちたいときはティーアップを少し高めにすることも忘れずに。
一方、持ち球がフェードだったり、フェードが出そうなときは、右側にティーアップしましょう(同②)。そうすることで安心して左に球を出していくことができます。
同②
そして、両ヒジ、肩のラインはスタンスと同じ左方向に向けましょう。
それと、フェードの場合は、ボールを中に入れすぎないようにすることも大事です。ボールの位置は、左足カカト線上かそれよりも左。そうすることで、スイング軌道が自然とアウトサイドインになります。
さらに付け加えれば、ドロー、フェードとも打つ前の素振りでイメージをつかむことが大事です。
どちらもフォローで打ち出したい方向に向けて振っていく。ドローならば右側にクラブを放り出す感じで、フェードならば左下方向に振ることを素振りで意識しておけば、ボールをコントロールしやすくなります。
吉田直樹(よしだ・なおき)
オーストラリアの大学を卒業後、世界各地でプレーをするとともに、ブッチ・ハーモン・ゴルフアカデミー、デービッドレッドベター・ゴルフアカデミーで学ぶなど、最先端のゴルフスイング理論を追求。よりシンプルに、より効果的にきれいなスイングになれる理論を構築し、現在は多くの男女トッププロを指導している。「ゴルフ ラ キンタ」(兵庫県芦屋市)代表。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/3/10 発売号より転載)
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