海外男子
ゴルフの聖地で全英オープン制覇 キャメロン・スミスの4日間
2022年7月19日(火)午後9:18
オーストラリア出身の28歳、キャメロン・スミスが記念すべき150回目の全英オープンゴルフ選手権で優勝。豪勢としては1993年のグレッグ・ノーマン氏以来の同大会制覇だった。
ゴルフの聖地、セントアンドリュース オールドコース(スコットランド/7,313ヤード・パー72)で行われた今大会。天候やスタート時間によってスコアが大きく変わるなか、スミスは5アンダー3位タイと好発進を決める。
2日目は「64」と爆発。通算13アンダー単独トップに躍り出る。しかし、3日目は「73」と落とし、通算12アンダー3位タイと4打差を追う展開に。この追う展開が良かったのか、最終日は再び「64」を記録。メジャー通算4勝のローリー・マキロイ(北アイルランド)らを追い抜いてメジャー初タイトルを獲得した。
ゾーンに入ったスミスは誰にも止められない。特に最終日は後半10番から5連続バーディなど神がかっていた。マキロイは「最終日に『64』は驚きだ」とコメントしていたが、スミスは勝負所でのパッティングをことごとく決めた。
「全英オープンで優勝とはね。しかもセントアンドリュースだよ。これほど最高なことはない。パッティングが本当に良かった。常にピンを狙わなかったことが良かったのかもしれない。いつもはピンしか狙ってないけどね」と大会を振り返り、「クラレットジャグにどのくらいビールが入るかな。ビールで祝福したい」と喜んだ。
この優勝で世界ランク2位に浮上したスミス。今後もポイント加算し、アダム・スコット、ジェイソン・デイらのように同1位になれるだろうか、注目したい。
全英オープン記録に並ぶ通算20アンダーで逆転優勝を果たしたキャメロン・スミス。その圧巻のメジャー初優勝を支えたのはタイトリスト プロV1xのトータルパフォーマンスと、NEW TSR3ドライバーをはじめとする12本のタイトリスト ゴルフクラブだった。
NEW TSR3ドライバーによるコントロールされたロングディスタンスと、T100アイアン、ボーケイ・デザイン SM9ウェッジによる緻密なスコアリングショットで確実にグリーンを捉え、好調を続ける巧みなパッティングによってバーディを量産し、ゲームを有利に展開。
世界最古のゴルフコースにおいて、2日目と最終日に「64」をマーク。サンデーバックナインで記録した「30」は全英オープン覇者が記録した最少ストローク記録になった。
■キャメロン・スミスの使用ギア
ボール:プロV1x
ドライバー:NEW TSR3(10°/ Fujikura Ventus Blue 60 X)
フェアウェイウッド:TSi2(15°/Fujikura Ventus Blue 80 X)
アイアン:T100(#5-9/KBS Tour 130 Custom Matte Black X)
ウェッジ:ボーケイ・デザイン SM9(46.10F、52.08F、56.08M、60T/KBS Tour 130 Custom Matte Black X)
パター:スコッティ・キャメロン009M ツアープロタイプ
■キャメロン・スミスが語るプロV1xの優位性とは?
「2021年モデルのプロV1xを初めてテストした時、カバーの進化によるフェースへの食いつきの強さを感じました。それがパッティングやアプローチでスコアリングに大きく影響するよい変化だと感じたのです。特に40〜50ヤードの短いショットではカバーの食いつきが大きく影響します。
新しいプロV1xによってクリエイティブで多彩なアプローチができるようになったことは、私にとって非常に重要なことだったのです。実際にはドライバーでのパフォーマンスも素晴らしかった。スピンレートは適正でイメージ通りに“ウィンドウ”を通過する。アイアンにおいては慣れ親しんだ従来のプロV1xと変わらず、すぐに馴染むことができました」(スミス)
全英オープン最終日、スミスは17ホールでパーオンを果たした。これは過去20年間の同大会のチャンピオンによる最終ラウンドで最も高かったパーオン率である。
「プロV1xは風の中で一貫して素晴らしいパフォーマンスを発揮します。特にショートアイアンでイメージ通りの弾道が打てるのでバーディが計算できるのです」(スミス)
■キャメロン・スミスをメジャー初制覇に導いたNEW TSR3ドライバー
キャメロン・スミスの全英オープン初制覇は、NEW TSRドライバーにとっても記念すべきメジャー勝利となった。といっても、NEW TSRがツアーに供給されてからわずか5週しか経っていない。その中でメジャー1勝、PGAツアー1勝(ジョンディアクラシック/J.T.ポストン)という結果をもたらしている。
タイトリスト プレーヤープロモーションディレクターのJ.J. ヴァンヴェゼンヴィークは、キャメロン・スミスのNEW TSRへのフィードバックについて次のように話した。
「スミスはNEW TSRのボールスピードと一貫したパフォーマンスがもたらすもの全てに好印象を感じると言っています。彼はTSR2とTSR3で多くのテストを行いましたが、風の強いコンディションに関しては、ボールをよりコントロールできるTSR3がよいと判断しました。
実際、セントアンドリュースでTSR3を使用すると、風の中でも弾道が平均化し、しかも意図的に弾道をコントロールして風を利用して攻めることができました。NEW TSR3によってロングショットに多様性が生まれたのです」(ヴァンウェゼンヴィーク)
■キャメロン・スミスが絶大な信頼を寄せるT100アイアン
スミスの圧倒的なパーオン率を支えたのはT100アイアンの卓越した許容性と一貫した弾道にあった。スミスは昨シーズンのトラベラーズチャンピオンシップで供給されたT100アイアンにいち早くスイッチしたプレーヤーのひとりである。
「私はT100アイアンの一貫性を好みます。ショートアイアンのヒール部を少しだけ削り、黒い仕上げにしている超お気に入りクラブです。他のアイアンを使うことはイメージできません」
■ボーケイ・デザイン SM9がもたらしたスコアリングパフォーマンス
「私はオールドコースに来てからピッチングウェッジやギャップウェッジを使って50、60ヤードのアプローチをたくさん打っていますが、これは通常のコースコンディションではまず行わないショット練習だと言えます。
普段やらないショットを成功させるには、とにかくボールを数多く打って飛行とスピンコントロールの変化を掴んでおかなければなりません。コースコンディションが変わった時でも、私はテクニックをあまり変えないようにしています。
ウェッジコンビネーションの中から最適なロフトを選ぶことで、ボールの位置もスイングも同じになるようにしているのです。オールドコースではとくに46°と52°のボーケイウェッジがスコアリングの大きな支えになってくれました」(スミス)
スミスのウェッジセットアップについて、ボーケイ・デザインウェッジ ツアー担当のアーロン・ディルが語る。
「スミスはとても才能に溢れたプレーヤーで素晴らしいタッチを持っています。そしてソールを味方につけるのが最も上手いプレーヤーの一人と言えるでしょう。彼は長い間46.10、52.08、56Mグラインドを愛用し、60.10Sと60Tをコースのコンディションによって使い分けています。
コース条件に適した、必要なソールの性能を見極める能力が非常に高いのです。基本的にはソフトなライコンディションならSグラインド、硬い地面ならTグラインドを選択します」
オールドコースでは、スミスだけでなく多くのプレーヤーのニーズがTグラインドに集中し、アーロン・ディルも非常に驚いたようだ。2位となったキャメロン・ヤングもまたSM9の60T(@62°)でプレーした。
■世界中のゴルファーを驚かせたキャメロン・スミスのパッティング
キャメロン・スミスと彼の愛用するニューポートスタイルのスコッティ・キャメロン009Mツアープロトタイプパターは、ともに勝利の歴史を作り続けている。
スミスは全英オープンにおいてStrokes Gained:Puttingでフィールドをリード。特に17番ホールで見せたグリーン外からのパターを使ったアプローチは、世界のゴルフファンを唸らせた。
2021年のソニーオープン イン ハワイでこのニューポートスタイルの009Mモデルにスイッチした時、スミスはこう言ってた。
「ただただ気持ちよく打てるパターです。ラウンド中はときに非常に複雑なラインが残りますが、このパターでならとても上手く転がすことができるような気がするのです。常にフェースの真ん中で打てているような安心感と気持ちよさがあります。それが大きな自信を生み出してくれるのです」(スミス)
スコッティ・キャメロンパターは、2022年のメジャー競技において3勝(マスターズ、全米プロ、全英オープン)に貢献している。
タイトリストは全英オープンにおける使用率No.1を今年も獲得。出場選手の70%が寄せるプロV1・プロV1xへの信頼は競合ブランドの5倍以上と圧倒的なものとなった。
ゴルフクラブカテゴリーにおいては、タイトリスト ドライバーが最も多くの使用率を獲得し、No.1ドライバーブランドに。さらに世界のツアーで新旋風を巻き起こしているNEW TSRドライバーがスミス(NEW TSR3)をチャンピオンゴルファー・オブ・ザ・イヤーに導き、ともに優勝を争ったヤング(NEW TSR3)の躍進も下支えした。
全英オープンでの1-2フィニッシュは、NEW TSRにスイッチしたすべてのプレーヤーが口にする、スコアリングに直結する卓越したトータルディスタンス性能を全世界に向けて証明することになった。
この他、タイトリスト ゴルフクラブはユーティリティメタル(最も使用されたのはTSi3)、ユーティリティアイアン(最も使用されたのはT200)、そしてアイアン、ウェッジカテゴリーでも全英オープンゴルフ選手権での使用率No.1を獲得している。
ゴルフの聖地、セントアンドリュース オールドコース(スコットランド/7,313ヤード・パー72)で行われた今大会。天候やスタート時間によってスコアが大きく変わるなか、スミスは5アンダー3位タイと好発進を決める。
2日目は「64」と爆発。通算13アンダー単独トップに躍り出る。しかし、3日目は「73」と落とし、通算12アンダー3位タイと4打差を追う展開に。この追う展開が良かったのか、最終日は再び「64」を記録。メジャー通算4勝のローリー・マキロイ(北アイルランド)らを追い抜いてメジャー初タイトルを獲得した。
ゾーンに入ったスミスは誰にも止められない。特に最終日は後半10番から5連続バーディなど神がかっていた。マキロイは「最終日に『64』は驚きだ」とコメントしていたが、スミスは勝負所でのパッティングをことごとく決めた。
「全英オープンで優勝とはね。しかもセントアンドリュースだよ。これほど最高なことはない。パッティングが本当に良かった。常にピンを狙わなかったことが良かったのかもしれない。いつもはピンしか狙ってないけどね」と大会を振り返り、「クラレットジャグにどのくらいビールが入るかな。ビールで祝福したい」と喜んだ。
この優勝で世界ランク2位に浮上したスミス。今後もポイント加算し、アダム・スコット、ジェイソン・デイらのように同1位になれるだろうか、注目したい。
(C)Getty Images
全英オープン記録に並ぶ通算20アンダーで逆転優勝を果たしたキャメロン・スミス。その圧巻のメジャー初優勝を支えたのはタイトリスト プロV1xのトータルパフォーマンスと、NEW TSR3ドライバーをはじめとする12本のタイトリスト ゴルフクラブだった。
NEW TSR3ドライバーによるコントロールされたロングディスタンスと、T100アイアン、ボーケイ・デザイン SM9ウェッジによる緻密なスコアリングショットで確実にグリーンを捉え、好調を続ける巧みなパッティングによってバーディを量産し、ゲームを有利に展開。
世界最古のゴルフコースにおいて、2日目と最終日に「64」をマーク。サンデーバックナインで記録した「30」は全英オープン覇者が記録した最少ストローク記録になった。
■キャメロン・スミスの使用ギア
ボール:プロV1x
ドライバー:NEW TSR3(10°/ Fujikura Ventus Blue 60 X)
フェアウェイウッド:TSi2(15°/Fujikura Ventus Blue 80 X)
アイアン:T100(#5-9/KBS Tour 130 Custom Matte Black X)
ウェッジ:ボーケイ・デザイン SM9(46.10F、52.08F、56.08M、60T/KBS Tour 130 Custom Matte Black X)
パター:スコッティ・キャメロン009M ツアープロタイプ
■キャメロン・スミスが語るプロV1xの優位性とは?
(C)Getty Images
「2021年モデルのプロV1xを初めてテストした時、カバーの進化によるフェースへの食いつきの強さを感じました。それがパッティングやアプローチでスコアリングに大きく影響するよい変化だと感じたのです。特に40〜50ヤードの短いショットではカバーの食いつきが大きく影響します。
新しいプロV1xによってクリエイティブで多彩なアプローチができるようになったことは、私にとって非常に重要なことだったのです。実際にはドライバーでのパフォーマンスも素晴らしかった。スピンレートは適正でイメージ通りに“ウィンドウ”を通過する。アイアンにおいては慣れ親しんだ従来のプロV1xと変わらず、すぐに馴染むことができました」(スミス)
全英オープン最終日、スミスは17ホールでパーオンを果たした。これは過去20年間の同大会のチャンピオンによる最終ラウンドで最も高かったパーオン率である。
「プロV1xは風の中で一貫して素晴らしいパフォーマンスを発揮します。特にショートアイアンでイメージ通りの弾道が打てるのでバーディが計算できるのです」(スミス)
■キャメロン・スミスをメジャー初制覇に導いたNEW TSR3ドライバー
(C)Getty Images
キャメロン・スミスの全英オープン初制覇は、NEW TSRドライバーにとっても記念すべきメジャー勝利となった。といっても、NEW TSRがツアーに供給されてからわずか5週しか経っていない。その中でメジャー1勝、PGAツアー1勝(ジョンディアクラシック/J.T.ポストン)という結果をもたらしている。
タイトリスト プレーヤープロモーションディレクターのJ.J. ヴァンヴェゼンヴィークは、キャメロン・スミスのNEW TSRへのフィードバックについて次のように話した。
「スミスはNEW TSRのボールスピードと一貫したパフォーマンスがもたらすもの全てに好印象を感じると言っています。彼はTSR2とTSR3で多くのテストを行いましたが、風の強いコンディションに関しては、ボールをよりコントロールできるTSR3がよいと判断しました。
実際、セントアンドリュースでTSR3を使用すると、風の中でも弾道が平均化し、しかも意図的に弾道をコントロールして風を利用して攻めることができました。NEW TSR3によってロングショットに多様性が生まれたのです」(ヴァンウェゼンヴィーク)
■キャメロン・スミスが絶大な信頼を寄せるT100アイアン
(C)Getty Images
スミスの圧倒的なパーオン率を支えたのはT100アイアンの卓越した許容性と一貫した弾道にあった。スミスは昨シーズンのトラベラーズチャンピオンシップで供給されたT100アイアンにいち早くスイッチしたプレーヤーのひとりである。
「私はT100アイアンの一貫性を好みます。ショートアイアンのヒール部を少しだけ削り、黒い仕上げにしている超お気に入りクラブです。他のアイアンを使うことはイメージできません」
■ボーケイ・デザイン SM9がもたらしたスコアリングパフォーマンス
(C)Getty Images
「私はオールドコースに来てからピッチングウェッジやギャップウェッジを使って50、60ヤードのアプローチをたくさん打っていますが、これは通常のコースコンディションではまず行わないショット練習だと言えます。
普段やらないショットを成功させるには、とにかくボールを数多く打って飛行とスピンコントロールの変化を掴んでおかなければなりません。コースコンディションが変わった時でも、私はテクニックをあまり変えないようにしています。
ウェッジコンビネーションの中から最適なロフトを選ぶことで、ボールの位置もスイングも同じになるようにしているのです。オールドコースではとくに46°と52°のボーケイウェッジがスコアリングの大きな支えになってくれました」(スミス)
スミスのウェッジセットアップについて、ボーケイ・デザインウェッジ ツアー担当のアーロン・ディルが語る。
「スミスはとても才能に溢れたプレーヤーで素晴らしいタッチを持っています。そしてソールを味方につけるのが最も上手いプレーヤーの一人と言えるでしょう。彼は長い間46.10、52.08、56Mグラインドを愛用し、60.10Sと60Tをコースのコンディションによって使い分けています。
コース条件に適した、必要なソールの性能を見極める能力が非常に高いのです。基本的にはソフトなライコンディションならSグラインド、硬い地面ならTグラインドを選択します」
オールドコースでは、スミスだけでなく多くのプレーヤーのニーズがTグラインドに集中し、アーロン・ディルも非常に驚いたようだ。2位となったキャメロン・ヤングもまたSM9の60T(@62°)でプレーした。
■世界中のゴルファーを驚かせたキャメロン・スミスのパッティング
(C)Getty Images
キャメロン・スミスと彼の愛用するニューポートスタイルのスコッティ・キャメロン009Mツアープロトタイプパターは、ともに勝利の歴史を作り続けている。
スミスは全英オープンにおいてStrokes Gained:Puttingでフィールドをリード。特に17番ホールで見せたグリーン外からのパターを使ったアプローチは、世界のゴルフファンを唸らせた。
2021年のソニーオープン イン ハワイでこのニューポートスタイルの009Mモデルにスイッチした時、スミスはこう言ってた。
「ただただ気持ちよく打てるパターです。ラウンド中はときに非常に複雑なラインが残りますが、このパターでならとても上手く転がすことができるような気がするのです。常にフェースの真ん中で打てているような安心感と気持ちよさがあります。それが大きな自信を生み出してくれるのです」(スミス)
スコッティ・キャメロンパターは、2022年のメジャー競技において3勝(マスターズ、全米プロ、全英オープン)に貢献している。
※ダレルサーベイ社調べ
タイトリストは全英オープンにおける使用率No.1を今年も獲得。出場選手の70%が寄せるプロV1・プロV1xへの信頼は競合ブランドの5倍以上と圧倒的なものとなった。
ゴルフクラブカテゴリーにおいては、タイトリスト ドライバーが最も多くの使用率を獲得し、No.1ドライバーブランドに。さらに世界のツアーで新旋風を巻き起こしているNEW TSRドライバーがスミス(NEW TSR3)をチャンピオンゴルファー・オブ・ザ・イヤーに導き、ともに優勝を争ったヤング(NEW TSR3)の躍進も下支えした。
全英オープンでの1-2フィニッシュは、NEW TSRにスイッチしたすべてのプレーヤーが口にする、スコアリングに直結する卓越したトータルディスタンス性能を全世界に向けて証明することになった。
この他、タイトリスト ゴルフクラブはユーティリティメタル(最も使用されたのはTSi3)、ユーティリティアイアン(最も使用されたのはT200)、そしてアイアン、ウェッジカテゴリーでも全英オープンゴルフ選手権での使用率No.1を獲得している。