レッスン
左に引っ掛ける人は吊り気味の構えで!石川怜奈のパッティングスタイル
2021年4月1日(木)午前11:48
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今回はパッティングのお話をしたいと思います。
アマチュアゴルファーを見ていていつも思うのは、ハンドダウン気味に構えている人が多いということです。もちろん、それが自分のスタイルになっていて、「ミスなく打てている」というのであればいいのですが、もし、あまりうまくいっていないというのであれば、ハンドアップ気味の構えに変えたほうがいいと思います。なぜなら、ハンドダウンに構えると、体の重心が後ろ側に掛かりやすくなり、その分、引っ掛けのミスが出ることが多いからです。
また、ストロークに関しては、テークバックでは真っすぐに上げるけど、インパクト~フォロースルーではインに入りやすい人が多いのも気になる点。できる限りパターヘッドを真っ直ぐ出す意識でストロークするといいと思います。
それとターゲットの狙い方についてもアドバイスを。左右に曲がるラインの場合、最初にカーブを頭の中で描き、そのカーブをイメージしながらパッティングをする人と、カーブの頂点を狙って打っていく人がいます。私のオススメは後者の「頂点を目標にして、一直線のイメージで転がす」やり方です。そのほうが、ターゲットに対してスタンスを合わせやすく、狙いが明確な分、しっかり打てるからです。
一方、ラインをイメージしながら狙う打ち方は、パッティングが得意な人でないと距離感、方向性ともに感じがつかみにくく、ショートしてしまうことが多いように思います。
もちろんこれも自分のやりやすい方法で狙えばいいのですが、もしカーブをイメージして打っていてうまくいっていないようなら、直線で狙う方法を試してみてください。
石川怜奈(いしかわ・れな)
1999年11月23日、広島県生まれ。岡山県の作陽高校出身で、渋野日向子の1年後輩。渋野曰く、「私よりも明るくて、キャラが濃い」。19年にプロテスト合格。20年はステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、山陽新聞レディースカップで優勝。同年12月に行われた増枠予選会でトップ通過を果たした。今季期待のルーキーの1人。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/3/26 発売号より転載)
アマチュアゴルファーを見ていていつも思うのは、ハンドダウン気味に構えている人が多いということです。もちろん、それが自分のスタイルになっていて、「ミスなく打てている」というのであればいいのですが、もし、あまりうまくいっていないというのであれば、ハンドアップ気味の構えに変えたほうがいいと思います。なぜなら、ハンドダウンに構えると、体の重心が後ろ側に掛かりやすくなり、その分、引っ掛けのミスが出ることが多いからです。
また、ストロークに関しては、テークバックでは真っすぐに上げるけど、インパクト~フォロースルーではインに入りやすい人が多いのも気になる点。できる限りパターヘッドを真っ直ぐ出す意識でストロークするといいと思います。
それとターゲットの狙い方についてもアドバイスを。左右に曲がるラインの場合、最初にカーブを頭の中で描き、そのカーブをイメージしながらパッティングをする人と、カーブの頂点を狙って打っていく人がいます。私のオススメは後者の「頂点を目標にして、一直線のイメージで転がす」やり方です。そのほうが、ターゲットに対してスタンスを合わせやすく、狙いが明確な分、しっかり打てるからです。
一方、ラインをイメージしながら狙う打ち方は、パッティングが得意な人でないと距離感、方向性ともに感じがつかみにくく、ショートしてしまうことが多いように思います。
もちろんこれも自分のやりやすい方法で狙えばいいのですが、もしカーブをイメージして打っていてうまくいっていないようなら、直線で狙う方法を試してみてください。
石川怜奈(いしかわ・れな)
1999年11月23日、広島県生まれ。岡山県の作陽高校出身で、渋野日向子の1年後輩。渋野曰く、「私よりも明るくて、キャラが濃い」。19年にプロテスト合格。20年はステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、山陽新聞レディースカップで優勝。同年12月に行われた増枠予選会でトップ通過を果たした。今季期待のルーキーの1人。
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