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海外男子

ジャスティン・トーマス、ハワイで三つ巴のプレーオフを制し今季2勝目

2020年1月7日(火)午後0:13

 ジャスティン・トーマス(米)が米男子ツアーのセントリートーナメント オブ チャンピオンズ(ハワイ/プランテーションコース at カパルアリゾート)を制した。

 今シーズンは、昨年10月のザ・CJカップ at ナインブリッジズと今大会と既に2勝を手にしているトーマスは「“戦えるチャンス”があってラッキーだった」とハワイでの一戦を振り返っている。

 戦えるチャンスとはパトリック・リード(米)、ザンダー・ショフレ(米)とのプレーオフを指している。

 トーマスは首位と1打差の単独2位から最終日をスタート。「ベストラウンドといってもおかしくなかった」と17ホールを終えて5つ伸ばすなど単独トップで最終ホールを迎えたが、最終18番パー5で痛恨のボギーを叩いてしまう。

 フェアウェイウッドで放った2打目がグリーン手前のネイティブエリアに入り、4打目のアプローチを約4メートル(フックライン)に寄せるもパーセーブができなかった。

 しかし、まだ優勝のチャンスがあった。というのもリードは先に上がり通算14アンダー、トーマスと同組のショフレは2オンに成功するも3パットのパーだったからだ。

 トーマスは良い印象のない18番で繰り返し行われたプレーオフ1ホール目でバーディ(ショフレが脱落)、2ホール目はパー、3ホール目で再びバーディを奪い勝利を掴んだ。

 最後まで諦めずに戦った結果が今回の優勝に結びついた。優勝を決めたときは嬉しい表情よりも安堵の表情。それが印象的だった。



 タイトリスト ブランドアンバサダーのトーマスはプロV1xボールをはじめ、TS3ドライバー、TS3フェアウェイメタル、T100アイアン、620MBアイアンなどすべてのギアをタイトリスト製品で揃え、安定したハイレベルなプレーをした。

 また、最終日のフェアウェイキープ率は86.67%、パーオン率は83.33%を記録するなどショットの正確性がスタッツに表れている。

■ジャスティン・トーマスのクラブセッティング
ボール:プロV1x
ドライバー:TS3(9.5°)
フェアウェイウッド:TS3(15°)、915Fd(18°)
アイアン:New T100 (#4)、NEW 620MB(#5-9)
ウェッジ:ボーケイデザインSM7(46、52、56°)、SM6(60°)
パター:スコッティキャメロンX5

(写真:Getty Images)

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