ニュース・コラム

海外男子

ケビン・キスナーが初のWGC制覇 昨季大会の屈辱を晴らす

2019年4月1日(月)午後9:38

 ケビン・キスナー(米)が世界ゴルフ選手権シリーズのWGC-デルテクノロジーズマッチプレーで2017年のディーン&デルーカインビテーショナル以来のツアー通算3勝目を挙げた。

 予選ラウンドはイアン・ポールター(英)、トニー・フィナウ(米)、キース・ミッチェル(米)と戦った。初日はポールターに敗れるも、2日目にフィナウ、3日目にミッチェルを撃破し、2勝1敗で決勝トーナメントに進出した。

 ベスト16ではリ・ハオトン(中)に6&5と圧勝し、準々決勝ではルイ・ウーストハウゼン(南ア)を2&1で下した。準決勝ではフランチェスコ・モリナーリ(伊)に1UPで辛勝すると、決勝ではマット・クーチャー(米)と激突。結果は3&2でキスナーに軍配が上がった。

 決着がついた直後にキスナーは「今週は長かったけど勝てた。私がワールドゴルフチャンピオンだ」と話した。



 プロV1 ゴルフボールを使用するキスナーは去年、プロV1x使用のババ・ワトソン(米)に決勝で完敗(7&6)していただけに屈辱を晴らす形となり、世界ランキングも25位に浮上している。

 また、欧州男子ツアー「ヒーローインディアンオープン」でタイトリスト ブランドアンバサダーが1-2フィニッシュを飾った。

 最終日、最終4ホールのうち3つのホールでバーディを決め、通算9アンダーでフィニッシュしたスティーブン・ギャラハー(スコットランド)が見事優勝。14年「オメガドバイデザートクラシック」以来となる通算4勝目を挙げた。

 川村昌弘は最終日を3位からスタートし、通算8アンダーの単独2位でフィニッシュ。欧州ツアー本格参戦1年目に、優勝争いに絡む強さを示した。


※ 使用率はダレルサーベイ社調べ(2019/4/1現在)

(写真提供:Getty Images)  

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