米男子ツアーのザ・ノーザン・トラスト（現地時間24日／ニュージャージー州 リッジウッドCC）2日目を終え、フィル・ミケルソン（米）は通算6アンダー11位タイ、タイガー・ウッズ（米）は通算イーブンパー67位タイで決勝ラウンドへ進む。

　ミケルソンは3連続バーディを奪うなど「68」で回り、首位と4打差の位置でフィニッシュ。「パッテングの調子がとても良い」と言うようにストローク・ゲインド・パッティングはツアー全体で2位だ。

　また、「もちろんライダーカップのメンバー入りは狙っている。今年は素晴らしいスタートを切ることが出来た。良い形でシーズンを終えたい。夏場は少し調子を落としたが、プレーオフではいつも好調だ。このままアピールできれば、（主将の）ジム・フューリックが選出してくれると期待している」と残り2日間が重要となってくる。

　一方、ウッズは2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず「71」のラウンドとなった。「今日はパットが全然入らなかった。いくらドライバーが良くてもパットを決めなければ意味がない。今日はラインを読むのにとても苦労した」とミケルソンのようにはいかなかった。

　次週のデル・テクノロジーズ選手権後に米選抜メンバーの3人が発表される。ミケルソンはライダーカップランキング10位、ウッズは同11位と選出される可能性は高い（上位8人は既にメンバー入り決定）。加えて、ミケルソンは今季1勝を挙げており、ウッズは全米プロで単独2位の成績を残すなどメンバーから外れる要素はあまりなさそうだが、果たして。