米男子ツアーのRBCカナディアン・オープンを制したダスティン・ジョンソン（米）がラウンド後の記者会見で「タイガーと比べられて嬉しい」とコメントした。

　圧倒的なプレーで今季3勝目を挙げたジョンソン。海外メディアでは全盛期のタイガー・ウッズ（米）のように強いと評価されており、そんなレジェンドと比べられるのは光栄とジョンソンは語る。

「タイガーと比べられて嬉しい。彼が成し遂げたことは、おそらくこれから誰も成し遂げられないと思う。特に10年間くらいはすごかった」

　ジョンソンは2008年にツアー初優勝し、2013年までに7勝を挙げた。その期間、ウッズは18勝を積み重ねるなどツアーを支配していた。当時についてジョンソンは「一緒にプレーしたことも何回かあった。モチベーションになったし、あのレベルに達したいと思ったんだ」と振り返り、「結果的に、ここ数年で成長することが出来た」とウッズの影響は大きかったようだ。

　また、ジョンソンは「義父も喜んでいると思う」とコメント。それもそのはず。ジョンソンの妻はアイスホッケーの神様と呼ばれているカナダ出身のウェイン・グレツキー氏の娘だからだ。さらに今大会のスポンサーはジョンソンの契約先であるRBC（カナダロイヤル銀行）ということで思い出に残る勝利となったに違いない。