海外女子
朴&S.ピーターセン首位並走! 藍『68』
2009年6月6日(土)午前11:35
韓国のパイオニア、朴セリとノルウェーの星、スーザン・ピーターセンが首位を分け合った。
米女子ツアーのLPGAステート・ファーム・クラシック(イリノイ州スプリングフィールド、パンサー・クリークCC)は現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイに並んだ朴が2日間ノーボギーで通算10アンダーとし、こちらも2日間ノーボギーのピーターセンとともにトーナメントをリードした。
1打差の3位タイにこの日1イーグル、7バーディの9アンダー63と爆発したベテランのヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)。同じ3位タイで前日トップタイのリー・ジヨン(韓)、クリスティー・マクファーソン(米)他が続き、通算8アンダー単独8位に申智愛(韓)がつけている。
約2年ぶりの優勝を狙う朴は「初日ほど調子は良くなかった」と言いながらもノーボギーの4アンダー68にスコアをまとめ、トップタイの座をがっちりキープ。現在ツアーには多くの韓国人シード選手がひしめいているが、そのほとんどが98年に朴が全米オープンと全米プロに勝ったシーンを見てゴルフを始めたという、いわゆる“朴セリチルドレン”。「ケガもあってゴルフが嫌いになったこともあった。若い子たちに良いプレーをしてお手本を見せなければ、とプレッシャーを感じた時期もあった。でも最近は後輩のことを可愛いと思える。良いプレーをすることだけがお手本を示すことではないと悟り、今はゴルフがすごく楽しい」と朴は瞳を輝かせる。初心を取り戻したホール・オブ・フェーマー(殿堂入り選手)が、新たな気持ちでツアー25勝目を目指す。
もう1人のトーナメントリーダー、ピーターセンは「今朝、棄権するかどうか真剣に悩んだ」のだとか。「熱があって体調が悪かったから、直前までスタートすべきか、すべきではないか迷ったんです。でもプレーして良かった」と首位タイに浮上しご満悦。こちらも07年に5勝して以来となる約2年ぶりの勝利を狙っている。
一方、初日出遅れていた日本勢は宮里藍だけが予選を突破した。出だしの10番で幸先の良いバーディを奪うと、この日4つスコアを伸ばし、通算3アンダー47位タイで予選をクリア。7番(16ホール目)終了時点ではカットラインに届かず、土壇場の8番、9番で連続バーディを奪い滑り込みで決勝ラウンド進出を決め、アメリカで培った勝負強さを見せつけた。
しかし、第1ラウンド日本勢でもっとも成績の良かった宮里美香はスコアを1つ落とし、通算1アンダー73位タイでカットラインに1打足りずに無念の予選落ち。大山志保は通算2オーバー110位タイ、上田桃子は通算3オーバー119位タイの下位で決勝進出を逃している。
米女子ツアーのLPGAステート・ファーム・クラシック(イリノイ州スプリングフィールド、パンサー・クリークCC)は現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイに並んだ朴が2日間ノーボギーで通算10アンダーとし、こちらも2日間ノーボギーのピーターセンとともにトーナメントをリードした。
1打差の3位タイにこの日1イーグル、7バーディの9アンダー63と爆発したベテランのヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)。同じ3位タイで前日トップタイのリー・ジヨン(韓)、クリスティー・マクファーソン(米)他が続き、通算8アンダー単独8位に申智愛(韓)がつけている。
約2年ぶりの優勝を狙う朴は「初日ほど調子は良くなかった」と言いながらもノーボギーの4アンダー68にスコアをまとめ、トップタイの座をがっちりキープ。現在ツアーには多くの韓国人シード選手がひしめいているが、そのほとんどが98年に朴が全米オープンと全米プロに勝ったシーンを見てゴルフを始めたという、いわゆる“朴セリチルドレン”。「ケガもあってゴルフが嫌いになったこともあった。若い子たちに良いプレーをしてお手本を見せなければ、とプレッシャーを感じた時期もあった。でも最近は後輩のことを可愛いと思える。良いプレーをすることだけがお手本を示すことではないと悟り、今はゴルフがすごく楽しい」と朴は瞳を輝かせる。初心を取り戻したホール・オブ・フェーマー(殿堂入り選手)が、新たな気持ちでツアー25勝目を目指す。
もう1人のトーナメントリーダー、ピーターセンは「今朝、棄権するかどうか真剣に悩んだ」のだとか。「熱があって体調が悪かったから、直前までスタートすべきか、すべきではないか迷ったんです。でもプレーして良かった」と首位タイに浮上しご満悦。こちらも07年に5勝して以来となる約2年ぶりの勝利を狙っている。
一方、初日出遅れていた日本勢は宮里藍だけが予選を突破した。出だしの10番で幸先の良いバーディを奪うと、この日4つスコアを伸ばし、通算3アンダー47位タイで予選をクリア。7番(16ホール目)終了時点ではカットラインに届かず、土壇場の8番、9番で連続バーディを奪い滑り込みで決勝ラウンド進出を決め、アメリカで培った勝負強さを見せつけた。
しかし、第1ラウンド日本勢でもっとも成績の良かった宮里美香はスコアを1つ落とし、通算1アンダー73位タイでカットラインに1打足りずに無念の予選落ち。大山志保は通算2オーバー110位タイ、上田桃子は通算3オーバー119位タイの下位で決勝進出を逃している。