国内女子ツアーのTポイントレディス ゴルフトーナメントは18日、鹿児島の鹿児島高牧カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。菊地絵理香が3アンダー69で回り、通算10アンダーで今季初優勝に王手をかけた。

　初日に「65」をマークし単独首位に立っていた菊地は、出だしの1番からバーディが先行。その後9ホールに渡ってパープレーが続いたが、11番でスコアを伸ばすと、終盤の17番でもバーディを奪って18ホールをノーボギーと安定したプレーを披露。ツアー通算3勝目に向けて後続に2打差を付けた。

　通算8アンダー単独2位にはペ・ヒギョン（韓）。通算7アンダー3位タイには、渡邉彩香と服部真夕が並んでいる。また、ツアー通算3勝の鈴木愛は3アンダー69で回り、通算6アンダー単独5位につけている。一方、ツアー初優勝を狙う香妻琴乃は通算5アンダーで吉田弓美子らと6位タイで最終日を迎える。

　開幕戦優勝のアン・ソンジュ（韓）は、通算3アンダーで連勝を狙う全美貞（韓）、成田美寿々、森田遥らと13位タイ。初日48位タイと出遅れていた昨季賞金女王のイ・ボミ（韓）は3アンダー69でラウンドし、通算2アンダー18位タイに浮上している。