松山英樹「本音を言えば勝ちたかった」 大会終了後インタビュー
2017年10月29日(日)午後6:33
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―風も強くてコンディションも非常に厳しかったと思うが、1日を振り返ってみて
良いものもあれば、悪いものもあった。昨日まで良くなっていたショットが、今日は悪くなっていた感じ。今やっていることが、この1年ちょっと、逃げてきた部分。それをやっと正面から受け止めてやった結果が今のショット力だと思う。これは次に絶対つながると思うので、来年のハワイから始まるが、それからメジャーに向けて絶対に無駄にしないようにしていきたい。
―苦しい4日間だったが、自分の中で、これはやらなくてはならないという確信ができた?
ずっとだましだましで、良いフィーリングも悪いフィーリングもあった。1年間やってきたが、やはりそこに目をつぶってきたら、自分の追い求めているものが打てないと思った。今週やってみた結果が、これなので、それでも良いところもあれば悪いところもあって、良いものが増えていけば、もっと良いショットが打てると思う。次につながるかなという感じ。
―今年は優勝もあったが、1年間を振り返って
大変な1年間だったと思うが、良い時があったからこそ、今のこの悪い状況が悔しい。自分が結果を出そうと思って、試行錯誤した結果が、どんどん悪い方向に行っていると思うので、それを1回こうやって、4日間試せたことは大きかった。本音を言えば勝ちたかったし、その準備はうまくやってきて、現地に来て、何か変えなくてはならないっていうのがあった。仕方ないかなって感じ。
―このあと日本で試合があって、日米首脳とのゴルフもあるが、来年までの2か月間どう過ごしたい
2試合しか出ないが、思ったより時間が削られている部分があると思う。ゆっくりしたい自分と、早く今やっている事をものにしたいという自分がいて、その狭間にいる。どういうスケジュールを組めばいいか分からないが、今やっていること、練習する時は、しっかりと今やっている事を、突き詰めてやっていけたら、楽しみな来年になるかなと思う。