L.トンプソン「母は子宮ガンを患っている」 M.プレッセルに感謝
2017年6月30日(金)午後3:45
レクシー・トンプソン(米)は現在開催されているKPMG女子PGA選手権(イリノイ州のオリンピアフィールドCC)第1ラウンド後の会見で「母(ジュディーさん)は子宮ガンを患っている」と語った。
「母はどんなことがあっても負けない強い女性で、常に私のロールモデル。”愛しているから試合に出てベストを尽くしなさい、それがあなたの出来る事でしょ”といつも励ましてくれる」
ジュディーさんは約3週間前に腫瘍摘出の手術を受け、先週は娘と一緒に実家のフロリダ州コーラルスプリングスで過ごした。しかしジュディーさんがガンを患うのは初めてではなく、10年前には乳ガンを患っていた。「その時は早期発見だったから大丈夫だったけど、私がまだ幼かったからすごく不安だった」とトンプソンは当時の心境を語った。
また今回、ライバルであり友達でもあるモーガン・プレッセル(米)がジュディーさんに合う最高のドクターを紹介したそうだ。モーガンは乳ガンで母親を亡くした経験から財団を立ち上げ、乳ガン患者やその家族を支援している。トンプソンは「モーガン、本当に本当にありがとう」と感謝の意を表した。
最後にトンプソンは「ゴルフをプレーすることで心をリセットできる。時々イライラさせられるけど大丈夫。家に帰ったら母との時間を大切にしたい、もちろん練習もするけど。バランスよく過ごしてハッピーでいたい」とコメントした。
第1ラウンドを終え、現在の順位は1オーバー暫定23位タイ。今季メジャー初戦 ANAインスピレーションでは4打罰を受けて敗れたこともあるが、今回はジュディーさんのためにもメジャータイトルが是が非でも欲しいところだ。