【レッスン】カッコ良いスイングの作り方とは？ 江連忠メソッド
2016年9月20日（火）午後5:14
ゴルフネットワークで絶賛放送中のレッスン番組、「プレ男（メン）レッスン」。
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。
選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介する番組です。
9月放送の「プレ男（メン）」は、江連忠プロ。アメリカに渡り、ジム・マクリーン氏からレッスンメソッドを学び、帰国後は片山晋呉、諸見里しのぶなどトッププロをコーチした、日本におけるプロコーチの第一人者です。96年には史上最年少で、レッスンオブザイヤーを受賞しています。94年のKBCオーガスタでは4位にはいるなど、ツアープロとしての一面ももち、先日の「HONMA TOURWORLD CUP」にも出場されています。
番組では、ゴルフネットワークでおなじみの皆藤慎太郎アナとともに、江連流スイングの真髄を4回にわたって紹介。江連プロの考える「ゴルフの面白さ、かっこよさ」をテーマに、良いスイングの作り方をレッスンします
。「プレスイング」
1回目のテーマは「プレスイング」。
「プレスイング」とはスイングの準備段階のこと。良いスイングを行なうための下準備です。
まずは「立つ」こと。
江連プロが良いスイングのために、大切にしているのが姿勢。レッスンの一番最初に正しい姿勢をレクチャーするといいます。背筋を伸ばして、真っ直ぐ立ち、腕や肩をリラックスさせて、無理に力まないようにします。
続いて「持つ」ということ。
クラブを「持つ」感覚を持ちたいと、江連プロは言います。ギュッと「握る」のではなく、クラブを「持つ」。この語感の違いが、腕の力感の違いになります。江連理論では、クラブは出来るだけ軽く「持つ」ので、スイングにしなやかさが生まれます。
そして「構える」ことです。
正しい構えとは、クラブの機能に合わせて構えること。そうすると、ドライバーなどは比較的垂直に近くなり、サンドウェッジではハンドファーストの度合いがよりきつくなります。それを考えるとサンドウェッジが一番構えにくいクラブになると江連プロは指摘します。
目標を「狙う」ことです。
例えば、ライフルで目標を狙うとき、狙撃手は目標に対して半身になり、さらに重心は低くなります。この目標を狙撃するような感じを、アドレスでも出したいというのが江連プロのメソッドです。
良いスイングを作るために、まずは「立つ」、「持つ」、「構える」、「狙う」の4つの準備を番組でチェックしてみてください。
【レッスン】良いスイングをするために欠かせない「プレスイング」4つの準備
【無料】プレ男レッスン ?江連忠メソッド? #1
「スイングの基本」
2回目のテーマは「スイングの基本」。
準備ができたら、実戦的なスイングの基本を学びます。江連プロの考える「スイングの基本」とは、は「リズム」と「バランス」、そして「スイングプレーン」です。
「リズム」は、上半身、特に手の動きだけでは生まれないと江連プロは指摘します。スイングのリズム感を生むのは、あくまでも下半身。下半身の動きを意識しながら、連続打ちを行なうことでスイングのリズム感を養うことが出来ます。
「バランス」を養うには、目を閉じての素振りが効果的。
目を閉じてもバランスを崩さないように素振りできれば、それだけ安定したスイングになるといえます。
「スイングプレーン」とは、クラブの通り道のこと。
江連プロは、クラブのライ角通りに構えて、その傾き＝「スイングプレーン」に沿ってスイングすることを提唱しています。レッスンを受けた皆藤アナからも「スイングプレーンに沿って打つと、こんなに簡単に当たるんですね」と驚きの声があがりました。
【レッスン】スイングの基本、「リズム・バランス・スイングプレーン
プレ男レッスン ?江連忠メソッド? #2
「かっこいいゴルフ」
3回めのテーマは「かっこいいゴルフ」。
江連プロの提唱する「かっこいいゴルフ」、「かっこいいスイング」の実践編です。
「かっこいいスイング」にするためには、逆に言うとかっこ悪い動きをしないことが重要です。江連プロは、スイング中にやってはいけない動き＝「デスムーブ」を紹介しています。「デスムーブ」はかっこ悪いだけでなく、スイングに悪い影響を与えます。まずは「デスムーブ」をしないことが大切です。
江連プロの推奨する「かっこいいゴルフ」のポイントは、以下の3点です。
・ターゲットを意識すること
・脱力すること
・バランスの取れたフィニッシュ
フィニッシュでは、逆C字に反り返ったり、上体が前につんのめったりせず、バランスの取れたフィニッシュを目指し、最終的にはクラブが身体の正面に戻ってくるのが理想です。これが出来ると、左右の手でバランスよくクラブを持って、スイングできていることになります。
【レッスン】「かっこいいゴルフ」を目指す！
プレ男レッスン ?江連忠メソッド? #3
「体とクラブを分ける」
4回めのテーマは「体とクラブを分ける」。
クラブを持たずに体の動きだけでスイングしてみると、シンプルでバランスの良い動きになります。体の動きにフォーカスすることでより良いスイングに近づけるわけです。皆藤アナも「体のかっこいい動きが、自然といいスイングになるんですね」と驚いています。
アマチュアの多くの方が、腕を振るために力んでいると、江連プロは指摘します。
「腕に力が入る」、「重力が使えない」、「遠心力が使えない」というのが、その典型的なスイング。これによりクラブヘッドが加速しないので、飛ばそうとしていながら、結果としてボールが飛ばせないスイングになってしまっているのです。
江連プロの考える良いスイングの条件は次の3点です。
・リズム感がある
・バランスがいい
・ヘッドが加速している
クラブと体を一旦切り離し、体主体の練習をすることで、かっこいいスイングが身につくのが江連流の極意です。
多くのツアープロを育てた江連忠プロのメソッド。
ぜひ番組を見て体感してください。
【レッスン】体とクラブを分けて考えよう！
プレ男レッスン ?江連忠メソッド? #4
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