海外女子
賞金シード当落線上の横峯、上原は上位進出なるか
2016年10月19日(水)午後4:28
米女子ツアーのアジアシリーズ今季第4戦、ブルー・ベイLPGAは現地時間20日、中国のジャン・レイク・ブルー・ベイGCを舞台に開幕。日本勢は横峯さくら、上原彩子の2人が参戦する。
いよいよシーズン終盤に入り、年間獲得賞金ランキング80位までが得られる来季のシード権をかけて、ボーダーライン上にいる選手たちが争う。その渦中にいるのが、賞金ランク72位の横峯と同79位の上原だ。アジアシリーズは出場人数が70前後に絞られるため、出場機会の少ない2人は少しでも賞金稼ぎたいところ。
横峯は前回出場したフボンLPGA台湾選手権で初日に単独首位に立つ活躍を見せたが、2日目と最終日に75とスコアを落とし、14位タイで大会を終えている。直近の試合でも最終日に崩れる傾向があるため、4日間通して安定したプレーをすることが上位進出のカギと言えるだろう。また、上原は直近の3試合では50位以下と調子を崩しているが、予選落ちのない今大会でシード獲得のためにも15位以内には入りたい。
一方、今大会の注目はやはり今季5勝のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)だろう。今季24試合出場のうちトップ10入りが13回で、特にツアー初優勝を飾ってからは出場すればほとんどの試合で優勝争いに絡む圧倒的な強さを見せており、優勝候補の筆頭。その他にも、昨季覇者のキム・セイヨン(韓)やブルック・ヘンダーソン(カナダ)、エイミー・ヤン(韓)ら強豪も出場する。