国内女子ツアーのファイナルQT（クォリファイングトーナメント＝予選会）が1日、千葉県の紫カントリークラブ すみれコースで第1ラウンドの競技を終了。東北福祉大出身の23歳、沖せいらが5アンダー67で単独首位に立ち、斉藤愛璃、福田裕子らはトップと5打差の14位タイ。森田遥はさらに1打遅れの22位タイ発進となった。

　来季の出場優先順位を決める本予選会。レギュラーツアー1勝の斉藤と今季賞金ランク51位だった福田は、ともにイーブンパー72のラウンドでまずまずの滑り出しを見せた。今季主戦場の米下部ツアーで1勝を挙げた森田も、来季のツアー出場権がほぼ手に入る35位以内で初日の競技を終えている。

　4アンダー68の単独2位は大西葵。3アンダー69の3位タイにはサイ・ペイイン（台）、平野ジェニファー（米）の2人がつけた。そのほか、レギュラーツアー2勝の馬場ゆかりは比嘉真美子らと並ぶ3オーバー75で44位タイ。同2勝の堀奈津佳は6オーバー78と崩れ、86位タイと後方からのスタートとなった。