米男子ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間14日にウィスコンシン州のウィストリング・ストレイツを舞台に第2ラウンドの競技を行ったものの、荒天のためにサスペンデッドが決定。ジェイソン・デイ（豪）が14ホールを終了時点で5アンダーをマークし、通算9アンダー暫定トップタイに立った。

　初日をトップと2打差の3位タイで終えたデイは、2番、5番パー5でバーディを奪い前半を2アンダーで折り返す。さらに後半に入っても、11番からの3連続バーディでスコアを伸ばすと14番をパーとしたところでこの日の競技は終了。暫定ながらマット・ジョーンズ（豪）とともにリーダーボードのトップに立った。順延となったラウンドは翌日の午前7時から再開となる。

　通算8アンダー暫定単独3位にはジャスティン・ローズ（英／17ホール終了）。トップと2打差の暫定4位タイにはデビッド・リングマース（スウェーデン）ら3選手が並んでいる。今季メジャー2勝のジョーダン・スピース（米）は6バーディ、1ボギーの5アンダー67とスコアを伸ばし、通算6アンダー暫定7位タイに浮上。初日首位のダスティン・ジョンソン（米）は14ホール終了時点で、3バーディ、4ボギーの1オーバーで通算5アンダー暫定12位タイに順位を落としている。

　世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）は、インスタートの前半16番でバーディを奪ったものの、18番パー4で第3打のアプローチがショートしてしまいダブルボギー。折り返した2番パー5ではチップインイーグルを奪ったものの、その後はスコアを伸ばすことが出来ず、1イーグル、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーで連日の1アンダー71。通算2アンダー暫定28位タイとなっている。

　一方、86位タイから出たタイガー・ウッズ（米）は立ち上がりの2番から連続バーディを奪ったものの、4番パー4で痛恨のダブルボギー。8番パー4でもスコアを1つ落とし、13ホール終了時で1オーバーとなっており、通算4オーバー暫定89位タイと予選突破には再開後の猛チャージが必要な状況となっている。