国内女子ツアーのサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントが17日、茨城県のイーグルポイントゴルフクラブを舞台に開幕。元ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1の申ジエ（韓）が5アンダー67でトップに立つ中、ホステスプロの香妻琴乃が第1ラウンドを1アンダー71にまとめ、鈴木愛、飯島茜らとともに16位タイ発進を切った。

　昨季大会では、成田美寿々とのプレーオフに敗れて苦杯をなめた香妻。「プレーオフで負けた時、周りの方も一緒に悔しがってくれたのがとても心に残っている。今年こそは優勝目指してベストを尽くす」とリベンジを誓ってスタートしたこの日は、2番パー4でバーディを先行させるも、直後の3番パー3でボギーを喫してイーブンパーの立ち上がり。その後は13番までスコアカード通りのプレーとなったが、14番で2つ目のバーディを奪って2バーディ、1ボギーでホールアウトした。

「優勝」を目標に掲げる本人にとって1アンダーはやや物足りないスコアとなったが、今季初優勝を十分射程圏に入れる好スタート。今季は腰痛の影響から賞金ランキング74位と出遅れているが、今大会で白星を挙げて復活のきっかけを作りたい。

　上位は4アンダー68の2位タイに穴井詩と李知姫（韓）の2人。堀琴音、昨季賞金女王のアン・ソンジュ（韓）、O.サタヤ（タイ）が3アンダー69の4位タイ、菊地絵理香、金田久美子、山本薫里などが2アンダー70の7位タイに続いている。ディフェンディング・チャンピオンの成田は、2オーバー74で上田桃子、原江里菜、アマチュアの山口すず夏（鵜野森中3年）などと並ぶ52位タイと出遅れた。

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