現地時間16日に、スコットランドのセントアンドリュース オールドCで開幕する今季メジャー第3戦、全英オープン。今年で144回目を迎える今大会、特にセントアンドリュースは「一日の中に四季がある」と言われるほど風や天候に大きく左右されることで有名だが、今年は特に大荒れとなるかもしれない。

　メジャー3連勝を狙うジョーダン・スピース（米）も「ボクにとっては楽しみだ。好天を望むならカリフォルニアに行けばいい。過酷なコンディションのなかでの試練を楽しみにここに来る。予選ラウンドのスタート時間によって、2、3ストロークの差が出ることは分かっている。スタート時間に恵まれなかったら、挽回できないわけではないが苦しくなる。木曜日は天候に恵まれそうなので、好スタート切るために多少のプレッシャーがかかることは間違いない。金曜日は雨と強風、午後になるとさらに強くなるようなので、全員が苦しむと思う。これも全英オープンの試練の一つだ」と天候の影響を警戒した。

　金曜日と土曜日は最大瞬間風速18m/sの強風に加え、大雨に見舞われることが予想されているだけに「あるがままの自然」と空模様がクラレットジャグの行方を大きく左右することになりそうだ。

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