国内女子ツアーのニチレイレディスは19日、今年開場50周年の千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースを舞台に開幕。元世界ランキングNo.1でディフェンディング・チャンピオンの申ジエ（韓）が大会連覇に挑む。

　申は昨季大会、初日「69」でトップタイ発進を切ると、2日目に「65」を記録して単独トップに。そしてプレッシャーのかかる最終日も「70」にスコアをまとめ、後続に4ストロークの差をつけて国内ツアー4年ぶりとなる栄冠を手にした。

　今月15日に株式会社スリーボンドホールディングスと3年間の所属契約を締結した申。今季は5月のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントを制し、ここまで賞金ランキング6位。連覇で初の日本ツアー賞金女王獲得へ弾みをつけることができるか。

　名門コースでの戦いには、イ・ボミ（韓）、テレサ・ルー（台）、菊地絵理香、上田桃子の賞金ランク上位4人のほか、前週のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントを制し、同ランク5位につけている成田美寿々も参戦する。

　また、大山志保、吉田弓美子などの歴代チャンピオンに加え、アン・ソンジュ（韓）、森田理香子、全美貞（韓）ら歴代賞金女王も出場。藤田光里、渡邉彩香、香妻琴乃、アマチュア勝みなみ（鹿児島高2年）などの若手選手も大会を盛り上げる。

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