国内女子ツアー今季第15戦のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントが、11日から14日にかけての4日間、今年開場40周年を迎えた兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開催される。

　同大会は1990年に第1回大会が行われ、今年が節目の25回目。これまで村口史子、塩谷育代、服部道子、不動裕理、上田桃子といった歴代賞金女王たちが栄冠に輝き、2004年にはプロ転向1年目の宮里藍が後続に6打差をつける圧勝劇で話題をさらった。

　昨季はアン・ソンジュ（韓）が2011年に続く2度目の大会制覇を達成。首位タイから出た最終日に「66」のチャージをかけ、終わってみれば単独2位の飯島茜に5ストロークの差をつけるぶっちぎりV。シーズン3勝目を挙げ、賞金女王への足がかりをつかんだ。

　節目の大会には連覇を目指すアンはもちろん、上田、森田理香子、飯島ら歴代優勝者が多数出場する。また、藍も米ツアーから帰国し、今大会4年ぶりの登場。現在賞金ランキングトップのイ・ボミ（韓）、今季2勝のテレサ・ルー（台）、それぞれ今季1勝の菊地絵理香、藤田光里、渡邉彩香も参戦し、難コースで熱い女の戦いを繰り広げる。

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