R.マキロイがNo.1の貫録で大会記録V! 松山20位タイも「ショットもパットもアプローチも全部ダメ」
2015年5月18日(月)午前8:48
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのウェルズファーゴチャンピオンシップ は現地時間17日、ノースカロライナ州のクエイルホロークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独トップから出たローリー・マキロイ(北アイルランド)が世界ランキングNo.1の貫録を見せつけ、2週前のWGC-キャデラック・マッチプレー選手権に続く今季2勝目、ツアー通算11勝目を挙げた。
3日目に自身の持つコースレコードを更新する11アンダー61を叩き出したマキロイ。最終日は2番でボギーが先行するも、5番、7番でバーディを奪って1アンダーで折り返す。後半に入っても12番からの5ホールで3つスコアを伸ばすと、17番でボギーを喫したが、3アンダー69の好スコアでホールアウト。後続に7ストロークを大差をつける異次元のゴルフで今大会2度目の栄冠に輝いた。
マキロイは、トーナメントレコードを5打更新する通算21アンダーでの優勝に「コースが僕に合っていた」とすべてが順調だったとコメント。今大会で4位タイに入るも、マキロイに9打差をつけられたフィル・ミケルソン(米)は「素晴らしかった」と述べ、世界No.1に君臨する26歳のプレーを絶賛している。なお、これまでの大会記録は2008年にアンソニー・キム(米)がマークした通算16アンダーだった。
(写真提供:Getty Images)
日本の松山英樹は通算6アンダー20位タイでフィニッシュ。23位タイからスタートしたこの日は5つのバーディを奪うも、同じ数のボギーを叩いてイーブンパー72に止まり。「ショットもパットもアプローチも全部ダメだった」と悔しさをにじませた。
それでも2月のノーザン・トラスト・オープンから続く7試合連続のトップ25入りと、ツアー抜群の安定感は難コースとして知られるクエイルホロークラブでも健在。「ショットは悪いながらもチャンスが作れている。(4日間で)19バーディを奪えているのは、ある程度ショットが近いところについているからだと思うので、それがどんどん増えていくように練習していけたらいいと思います」と前向きに語っている。
また、6月4日に開幕するザ・メモリアルトーナメントpresented by ネーションワイド(オハイオ州ミュアフィールドヴィレッジGC)までオフに入る松山は「2週間をうまく利用していい状態でメモリアルを迎えれたらいいと思います。パッティングをメインで練習したい」と話し、初めてディフェンディング・チャンピオンとして出場するトーナメントに向け気持ちを切り替えていた。
その他上位陣は、マキロイに7打差の2位タイにウェブ・シンプソン(米)、パトリック・ロジャース(米)。通算12アンダー4位タイにミケルソン、ゲーリー・ウッドランド(米)のほか、予選ラウンドをトップタイでクリアしたロバート・ストレブ(米)がつけた。また、注目のルーキー、ジャスティン・トーマス(米)は通算11アンダー7位タイで4日間の競技を終えている。
【動画】アイアンショットが冴えわたる松山、178ヤードのパー3でバーディ!
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