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　世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-ブリヂストン招待は現地時間8日、オハイオ州のファイヤーストーンCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。世界ランキング8位のジャスティン・ローズ（英）、同6位のジム・フューリック（米）が通算9アンダーでトップに並んだ。

　ローズはこの日のベストスコアに並ぶ7アンダー63をマーク。1番、2番で連続バーディを奪って飛び出すと、8番で3つ目のバーディを奪取する。さらに後半13番からの6ホールで4つスコアを伸ばし、前日の8位タイから一気にリーダーボードの最上段に浮上した。

　一方、2日目に単独トップに立ったフューリックは前半を1アンダーで折り返す。しかし、後半はスコアを伸ばすことができず、3バーディ、2ボギーの1アンダー69でフィニッシュ。最終日は4月のRBCヘリテイジ以来となる優勝をかけてローズとラウンドする。

　以下、2打差の単独3位にシェーン・ロウリー（アイルランド）、通算5アンダー4位タイにバッバ・ワトソン（米）、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、イアン・ポルター（英）、スティーブ・ボウディッチ（豪）が続き、通算4アンダーの8位タイにもグラエム・マクドウェル（北アイルランド）と上位に実力者がひしめいている。

　このほか、今季2勝のジェイソン・デイ（豪）が通算2アンダー13位タイ、5月のザ・プレーヤーズ選手権を制したリッキー・ファウラー（米）が通算1アンダー15位タイ。世界No.2のジョーダン・スピース（米）は通算イーブンパー17位タイにつけ、ザック・ジョンソン（米）とダスティン・ジョンソン（米）は通算1オーバー26位タイに後退した。

　日本勢は、小田孔明が1アンダー69で回って通算4オーバー45位タイに浮上したが、松山英樹は2日連続のオーバーパーとなる3オーバー73で、通算7オーバー58位タイに順位を落としている。