国内女子

T.ルーが連覇で今季2勝目一番乗り　吉田は一歩及ばず単独3位

2015年5月31日（日）午後3:58

　国内女子ツアーのリゾートトラストレディスが31日、山梨県のメイプルポイントGCを舞台に開幕し、最終ラウンドの競技を終了。トップと1打差の単独2位から出た昨季王者テレサ・ルー（台）が5アンダー67でラウンドし、大会連覇を果たした。

　前半をノーボギーの3アンダーで折り返したルーは、後半12番でこの日最初のボギーを叩いて一歩後退。しかし、直後のバーディで持ち直すと、通算12アンダーで迎えた17番でもバーディを奪い、先にホールアウトしていた申ジエ（韓）とトップで並ぶ。優勝を懸けた最終18番では、第3打をピンそばに寄せてバーディ奪取。今季2勝目一番乗りとなった。

　惜しくも今季2勝目を逃した申ジエは6バーディ、1ボギーの5アンダー67でホールアウト。通算13アンダーで単独2位に終わった。14位タイから出た吉田弓美子は出だし1番でイーグルを奪うなど、1イーグル、8バーディ、3ボギーの7アンダー65をマークするも一歩及ばず、通算12アンダー単独3位で大会を終えた。

　前日に単独首位に浮上し「欲は無い方だと思うけど…。やっぱり優勝したい」とツアー2勝目に意気込みを見せていた大江香織は、イーブンパー72のラウンドで三塚優子らと並ぶ通算10アンダー4位タイ。1オーバーで迎えた後半、11番からの連続バーディで通算11アンダーまで伸ばしたものの、15番のボギーで失速。以降はスコアを伸ばすことが出来なかった。

　第2ラウンドで「74」と崩れたアマチュアの勝みなみ（鹿児島高2年）は、出だし10番からの3連続バーディなどで計7バーディを奪取し、5アンダー67でホールアウト。通算7アンダーで原江里菜らと並ぶ11位タイとなった。36位タイからスタートとなった香妻琴乃はノーボギーの2アンダー70でホールアウトし、通算6アンダーの16位タイ。今大会3勝を誇る全美貞（韓）は通算2アンダーで2006年賞金女王の大山志保らと並ぶ28位タイとなっている。

　また、前日にコースレコードタイの「64」を叩き出した福嶋浩子も同じく28位タイに。出だし1番からの連続バーディで勢いに乗りたいところだったが、そこから5ボギー（ノーバーディ）とスコアを伸ばせずに終わった。