野村が3位タイスタート! 上原22位タイ、宮里60位タイ
2014年10月30日(木)午後6:26
米女子ツアー、アジアシリーズ第5戦のフボンLPGA台湾選手権は、現地時間30日に台湾のミラマーGCで第1ラウンドを行い、野村敏京が6アンダー66をマークし3位タイと好スタートを切った。上原彩子は2アンダー70で21位タイ、アジアシリーズ初登場の宮里藍は1オーバー73で60位タイと出遅れた。
今季の日本勢を牽引している野村が、2打差3位タイと最高の滑り出しを見せた。1番でバーディ、2番でイーグルと勢い良く飛び出すと、3番でボギーを叩いたが、5番、6番連続バーディ。続く7番をボギーとしたものの、インでバーディを3つ奪った。結局この日は1イーグル、6バーディ、2ボギーの6アンダー66でラウンド。ツアー初制覇に向け、幸先の良い初日となった。
ここまで3試合に出場しているアジアシリーズでは、未だ納得したプレーをしていない。しかし、この日の会心のラウンドには「ショットが良いので短いパットが多くなって良い流れでプレーできた」と納得の表情。2日目以降のゴルフも楽しみになってきた。
また、この試合がアジアシリーズ初のプレーとなった宮里は、3バーディ、4ボギーの1オーバー73で60位タイからのスタート。この日は、18ホール中で8ホールしかパーオンできずスコアメイクに苦労した。もう一人の日本勢、上原は5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回り22位タイとまずまずのスタート。ホールアウト後は「(ゴルフの)フィーリングはそこまで良くなかったけど、赤字(アンダー)でまとめられたのは良かった。修正して明日に臨みたい」と第2ラウンドへの抱負を語っていた。
首位タイは8アンダー64でインビー・パーク(韓)とフォン・シャンシャン(中)。リュウ・ソヨン(韓)が野村と同じ3位タイにつけている。ステイシー・ルイス(米)は5アンダー67で7位タイ。ミッシェル・ウィー(米)が15番でトラブルに陥りトリプルボギーを叩いたが、4アンダー68を出し10位タイで続いている。