J.コルダが単独トップ! アマ森田も好発進
2014年10月23日(木)午後4:47
米女子ツアーの新規大会ブルー・ベイLPGAは現地時間23日、中国のジャン・レイク・ブルー・ベイGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了した。前半からスコアを伸ばしたジェシカ・コルダ(米)が、6アンダー66の好スコアをマーク。後続に1打差をつけ、初日のトーナメントをリードした。
この日のコルダはショット、パットともに絶好調だった。「いいプレーができた」と振り返ったフロントナインは、ショットがピンに絡んで3連続を含む5バーディを奪取。後半は14番で1つスコアを伸ばすにとどまったものの、長いパッティングを沈めるなどノーボギーの完ぺきなゴルフでポールポジションをゲットした。今季は開幕戦を含むシーズン序盤で2勝を飾っているが、後半戦はここまで不発。中国の地で、復活の狼煙を上げられるか注目だ。
一方、日本勢はアマチュアの森田遥(高松中央高3年)が大健闘。クォリファイング・トーナメント(予選会)セカンドステージを突破したばかりの18歳は、4番で初バーディを奪うと、後半も好プレーでファンを沸かせた。14番パー5ではグリーン脇からの3打目が強く入ったものの、ピンにヒットしてタップインバーディ。さらに17番もバーディチャンスをしっかり沈め、ノーボギーの3アンダー69で14位タイにつけた。
「落ち着いて(プレー)できたので、スコアがついてきた。コースが難しいので、惑わされないように頑張りました」と語った森田。同じく14位タイの野村敏京や22位タイ(2アンダー70)の上原彩子とともに、2日目のプレーに期待がかかる。
その他、コルダと1打差の2位グループには、地元大会で初代女王を狙うフォン・シャンシャン(中)や、ミッシェル・ウィー(米)、クリスティー・カー(米)ら実力者が続き、森田らと同じ14位タイにはロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のリディア・コ(ニュージーランド)。メジャー覇者のレクシー・トンプソン(米)は3オーバー75で出場81人中72位タイと大きく出遅れている。