24日、霊峰・富士を望む川奈ホテルゴルフコース 富士コース（静岡県）を舞台に国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックが開幕した。QTランキング11位で出場権を手にしている松森彩夏が、8バーディ、3ボギーの5アンダー67をマーク。単独2位の全美貞（韓）に1打差をつけ、第1ラウンドのトーナメントをリードした。

　ツアー17試合目にして初のトップに立った20歳を追いかけるのは、全の他、3アンダー69で3位グループを形成する原江里菜、表純子、仲宗根澄香、西山ゆかりの4人。さらに1打差の7位タイに今季1勝の渡邉彩香、一ノ瀬優希、三塚優子が続いている。

　一方、前週のKKT杯バンテリンレディスオープンで念願の初勝利を飾った菊地絵理香が、2バーディ、4ボギーとスコアメイクに苦しんで森田理香子、イ・ボミ（韓）らと同じ2オーバー74の39位タイと出遅れ。首位とは7打差と、2週連続優勝に早くも黄信号が灯った。

　その他、今季好調の藤田光里、賞金ランキング3位のテレサ・ルー（台）が1アンダー71の10位タイ。11番パー3でホールインワンを達成した堀奈津佳は1オーバー73の30位タイ、香妻琴乃は5オーバー77と崩れて馬場ゆかり、比嘉真美子らと同じ85位タイと大きく出遅れた。

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