上原「66」で4位タイスタート! 宮里美香12位タイ
2014年9月19日(金)午前9:54
米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックは現地時間18日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCで第1ラウンドを終了。5人出場している日本勢は、上原彩子が6アンダー66で4位タイと好スタートを切った。
上原が正確なアイアンショットを武器に好発進を見せた。フェアウェイキープ率は42.8%と低空飛行だったが、セカンドショットが絶好調。9ホール目となる18番(この日はインスタート)では、第2打をカップに沈めイーグル奪取に成功した。
結局この日は、1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー66をマーク。8アンダー64でトップタイのステイシー・ルイス(米)とM.J.ハー(韓)に2打差の4位タイと上々の滑り出しを見せた。賞金ランクは68位につけているが、この後のツアーは出場選手が限られるアジアシリーズに突入する。来季のシード権を確実なものにするためにも、ここで上位フィニッシュしておきたい。
また宮里美香も好プレーを披露した。3番でバーディを奪うと、5番、6番と連続バーディ。7番をボギーとしたが、折り返した13番、15番、16番をバーディとしスコアを伸ばした。最終18番で再びボギーを叩いたものの、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。12位タイからの発進に「ショットが安定していた。良いラウンドが出来ました」と納得の表情を見せていた。
その他の日本勢は、野村敏京が6バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフでイーブンパー72の62位タイ。宮里藍は課題のパットが決まらず、1オーバー73で75位タイからのスタートとなった。また長いトンネルから抜け出せない有村智恵は、3オーバー75の94位タイ。来季のシード権獲得のためにもアジアシリーズ前に上位フィニッシュしたいところだが、厳しいスタートとなった。