国内女子ツアーのアース・モンダミンカップが26日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ツアー初勝利を目指す佐藤靖子が通算9アンダーにスコアを伸ばし、前日の5位タイから単独首位に浮上した。

　1打差の単独2位にナ・ダエ（韓）、さらに1打差の3位タイには、首位タイから出た大会ホステスプロ茂木宏美や今季2勝目を目指す李知姫（韓）ら4人が続いた。通算6アンダー7位タイには前日トップタイの上田桃子、大江香織らが並ぶ。賞金ランキングで現在5位につける上田は、出だし10番からいきなり連続ボギーを喫すると、その後もスコアを戻し切れないまま2オーバーで前半を終了。それでも、迎えた後半は立ち上がりの2番でバーディを先行させると、そこからノーボギーで2バーディを上積みし、4バーディ、3ボギーの1アンダー71のラウンドとなった。

　以下、通算5アンダー12位タイに現在賞金ランク首位のイ・ボミ（韓）、藤田光里、大山志保といった実力者が並び、通算4アンダー17位タイにも昨季覇者の酒井美紀、今季2勝の成田美寿々、今大会で155試合連続出場記録を打ち立てた表純子ら強豪が名を連ねた。ムービングサタデーの上位争いは混戦が予想される。

　前週からの連勝を狙う申ジエ（韓）は1アンダー71と伸び悩み、この日15番でホールインワンを達成した西山ゆかりらと通算3アンダー25位タイに入った。そのほか、今季3勝目を目指すテレサ・ルー（台）は通算2アンダー36位タイ。ロレックスランキング（女子世界ランキング）6位のフォン・シャンシャン（中）は、菊地絵理香、鈴木愛らと並ぶ通算1アンダー50位タイで辛くも予選ラウンド通過を果たしている。

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