松山5位タイ浮上! トップと4打差
2014年9月6日(土)午前10:18
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米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権は現地時間5日、コロラド州のチェリーヒルズCCで順延となった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。13位タイでスタートした松山英樹が、第2ラウンドで3アンダー67をマークし通算4アンダーで5位タイに浮上した。
プレーオフ最終戦出場を狙う松山がその目標に一歩近づいた。1番をバーディとし幸先良く出ると5番でボギーを叩くが、7番でバーディを獲り返し1アンダーでハーフターン。後半は13番、17番をバーディとし、この日は4バーディ、1ボギーの3アンダー67とスコアを伸ばした。通算4アンダー5位タイは、トップのセルヒオ・ガルシア(スペイン)と4打差。ムービングデーの3日目がさらに楽しみとなる順位につけた。
好スコアの要因はパッティング。前日も「良いストロークをしている」と評価していたが、この日も要所でパットが決まりスコアメイクした。特に7番パー4では、約10メートルのストレートラインを読み切り、カップの真ん中から沈めてバーディ。パッティングのスコアに対する貢献度を示すストロークス・ゲインド・パッティングでも、1.384と高い数値を記録した。
最終戦のツアー選手権(11?14日/ジョージア州イースト・レイクGC)に出場するためにはフェデックスカップ・ポイントランキング30位以内に入らなければならないが、松山の第2ラウンド終了時点の暫定ランクは21位。このまま好プレーを続ければ、今度は最終戦出場ではなく、何位で最終戦に臨めるかが焦点となる。