松山英樹が爆発!これぞワールドクラス、自己ベスト「63」で2位浮上
2015年2月1日(日)午前10:30
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンは現地時間1月31日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に順延となっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。通算13アンダーまでスコアを伸ばしたマーティン・レアード(スコットランド)が依然としてトップを守る中、松山英樹が3人が並ぶ3打差の2位タイグループまで浮上してきた。
ムービングデーの猛チャージで、米ツアー2勝目のチャンスが出てきた。前日にすでに第2ラウンドを回り終えていた松山は、この日は首位と8打差の27位タイから発進。アウトスタートの前半を3アンダーで折り返すと、「ザ・スタジアム」の異名をとる名物16番パー3では、あと数センチでホールインワンかと思われるショットを披露。133Yを50°のウェッジで放ったショットはピン奥にキャリーするとバックスピンでカップをかすめ、大観衆のギャラリーを沸かせた。
【動画】松山英樹、名物ホール16番Par3であわやホールインワンのスーパーショット!
結局、後半さらに5つスコアを伸ばした松山は、この日のベストスコアとなる8アンダーを記録。1ラウンドでのストローク数『63』は同選手にとって米ツアーの自己ベストだった。
15番から圧巻の4連続バーディをマークした松山。ショットのスコア貢献度を図る「ストロークゲインドティートゥグリーン」はこの日だけで5.568という驚異的な数字をマーク。世界に通用するショット力を見せつけた。
昨年大会では、同じく3打差で最終日を迎えながら、終盤の失速で4位タイに。「勝てなければ意味がない」と本人は不満げだったが、全米のマスコミから「将来性がある。彼はひょっとしてとんでもない大器かもしれない」と大絶賛を受け、その4か月後のザ・メモリアル・トーナメントでツアー初Vを成し遂げた。
2015年初戦の「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」では優勝争いをしたものの、続く「ソニーオープン」では3日目カットの悔しい思いをした。今大会前のインタビューでは「初戦は良い感じでプレー出来たけど、ソニーオープンでは思ったより上手くいかなかった。一週間のオフで気持ち切り替えて良い状態にある。」と語っていた松山。2015年初戦に続く最終日、最終組のラウンドでPGAツアー2勝目を目指す。
大会三日目は本日2/1(日)夜11時から「PGAツアーダイジェスト」でお送りします。優勝争いへ急浮上した松山英樹の全ホールをお届けするほか、“コメンテーターズアイ"のコーナーでは杉澤信章氏が勝負の鍵を握る16番から18番の3ホールを徹底解説。「上がり3 ホールに潜む罠とは?」ぜひお楽しみに。
【動画】第2R 松山英樹、出だしスコアを落とすも後半1H?3Hで3連続バーディ!
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