海外女子
“戦友”上田の復活V 日本勢5人は応えることが出来るか?
2014年8月27日(水)午前11:11
米女子ツアーのポートランド・クラシックは現地時間28日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に開幕。昨年までセーフウェイ・クラシックとして親しまれてきた同大会の歴代優勝者には3名の日本人が名を連ねている。
まずは1987年に日本人初の米ツアー賞金女王に輝いた岡本綾子が、その前年の1986年に後続に6打差をつけ圧勝を飾り存在感を見せつけた。そして4年前の2010年には強豪がひしめくリーダーボードを抜け出した宮里藍がチェ・ナヨン(韓)、クリスティー・カー(米)の実力者を2打差で下しシーズン5勝目を挙げている。
さらに2012年、今度は宮里美香がインビー・パーク(韓)らビッグネームを一蹴しツアー参戦4年目にして念願のアメリカ初優勝を挙げ涙。“姉貴分”の藍や上田桃子がもらい泣きしながら“妹分”を祝福したシーンは記憶に新しい。
つい先日には昨年を最後に米ツアーを撤退、今年から国内女子ツアーに復帰した上田が3年ぶりの優勝を飾った。かつてツアーで苦楽を共にした“戦友”の復活劇は、今現在シード落ちの危機に瀕している藍や美香にとっても大きな刺激となったはずだ。
今年は藍&美香に加え、野村敏京、上原彩子、有村智恵の5人が参戦。遠く日本から受け取った“エール”に応えることは出来るか?