K.ウェブが「64」で3位タイ浮上 日本人唯一決勝進出の上原は「アプローチが課題」
2015年5月3日(日)午前9:49
(写真提供:Getty Images)
米女子ツアーのボランティア・オブ・アメリカ・ノース・テキサス・シュートアウトは現地時間2日、テキサス州のラスコリナスCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した上原彩子は、2オーバー73とスコアを落とし、通算1アンダー27位タイと順位を下げている。
今大会は、最終ラウンドに進出するためには3日目終了時点で50位タイに入る必要がある「シュートアウト方式」。21位タイから出た上原は、昨季大会で決勝ラウンドに進出しながらも3日目で「76」と崩れて大会を後にしたリベンジを狙ってのラウンドとなった。
しかし、前半を1オーバーで折り返すと、巻き返しを狙ったバックナイン立ち上がりの10番でこの日唯一のバーディを奪ったものの、続く11番、16番でスコアを落とし、1バーディ、3ボギーでホールアウト。3日目にして初のオーバーパーでのラウンドとなり、昨季のリベンジには成功したものの、トップとの差は8ストロークに。最終ラウンドで上位進出はなるだろうか。
「(グリーンを)外した時のアプローチが寄らなくて、ボギーになってしまった」とスコアを落とした原因を分析した上原。「ショットは悪くないが、アプローチを寄せて、しのがないといけない」と課題を口にした。変則的な大会形式だったが「カットラインは、そこまで意識せずにプレーしていた。ただ、チャンスでバーディをとらないといけない」とスコアを伸ばせなかったことを悔やみ「パッティングの感覚は悪くないが、読みが悪かった」と反省した。
最終日も「グリーン勝負になる」と話し「簡単にボギーを浮かないように、チャンスをモノにしたい」と抱負を述べた。「日本人が一人なので頑張らないといけない。今日は2オーバーだったけど、明日頑張りたい」と巻き返しを誓った。
リーダーボードのトップに浮上したのはロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2で第1回大会優勝者のインビー・パーク(韓)とレクシー・トンプソン(米)。1打差の3位タイには、7アンダー「64」で一気に浮上したカリー・ウェブ(豪)、単独トップから出たブルック・ヘンダーソン(カナダ)、アンジェラ・スタンフォード(米)が続いている。
ディフェンディング・チャンピオンのステイシー・ルイス(米)は5アンダー66をマークし、通算5アンダーで47位タイから8位タイにジャンプアップ。前日、辛くもプロ入り後初の予選落ちを回避した同ランキングNo.1のリディア・コ(ニュージーランド)は、1アンダー70と回り、通算イーブンパー41位タイとなっている。
【動画】上原 3日目ホールアウト後インタビュー「アプローチが寄らなくて、簡単にボギーを打ってしまった」
【動画】有村 2日目ホールアウト後インタビュー「もっともっと安定させていきたい」
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