現地時間21日より開幕する米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープン（カナダ、ロンドン・ハント＆CC）予選ラウンドのペアリングが発表された。

　同大会はアマチュア時代の一昨年、昨年とリディア・コ（ニュージーランド）が連覇を達成。当然今年は3連覇が期待されるが、注目のコは第1ラウンドでクラフト・ナビスコ選手権を制したレクシー・トンプソン（米）、インターナショナル・クラウンで優勝したスペインチームを引っ張ったアザハラ・ムニョスと同組になることが決まった。

　また、日本勢は前週に続き宮里藍、宮里美香、上原彩子、有村智恵、野村敏京の常駐組5人がフル参戦。先陣を切る藍は地元カナダのロリー・ケーン、カトリオーナ・マシュー（スコットランド）といったベテラン勢と共に午前8時6分（日本時間21日よる9時6分）10番ティーから発進する。今シーズン不調に喘ぐ藍だが、ベテラン2人とのラウンドで何かをつかめるか。

　同じく午前組の有村は午前8時39分（21日よる9時39分）にブルック・パンケイク（米）、ジャッキ・コンコリーノ（米）とスタート。その他の3人はいずれも午後組で野村がポーナノン・パットラム（タイ）、ゲリナ・ピラー（米）と午後0時54分（深夜1時54分）に10番ティーから、美香がジョディ・エワート（英）、ジョン・ジャン（韓）と午後1時49分（深夜2時49分）に10番ティーから、上原は1番スタートの最終組（午後2時22分＝深夜3時22分）でナタリー・グレアドール（カナダ）、シドニー・ミシェルズ（米）とコースに出る。

　その他、ウェグマンズLPGA選手権連覇で勢いに乗るインビー・パーク（韓）はキャロライン・マッソン（独）、イルヒー・リー（韓）と、ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のステイシー・ルイス（米）はチェ・ナヨン（韓）、ジュリエッタ・グラナダ（パラグアイ）とのラウンドが決まっている。