国内女子ツアーのサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントは2日、千葉県の鶴舞カントリー倶楽部 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。単独首位からスタートした申ジエ（韓）が1アンダー71でラウンドし、通算5アンダーで優勝に王手をかけた。

　トップと1打差の単独2位には木戸愛。立ち上がりの2番から連続ボギーと出だしでつまづいたものの、前半のうちにバーディを2つ取り返してイーブンパーで後半へ。すると、14番から連続バーディを奪うと、最終18番パー5でイーグルをマーク。この日のベストスコアをタイとなる3アンダー69で、2012年以来となるツアー2勝目を視界に捉えた。

　通算3アンダーの単独3位にファビー・ヤオ（台）、トップと3打差の単独4位には昨季賞金女王のアン・ソンジュ（韓）がつけている。通算1アンダーの5位タイには、今季2勝目を狙う菊地絵理香、過去4戦連続で2位（タイ）に入っているイ・ボミ（韓）、笠りつ子、西山ゆかりが並んでいる。2週連続優勝を狙う藤田光里は通算イーブンパーで不動裕理らと並び9位タイ。

　アマチュアの永井花奈（日出高3年）は、7位タイから出たものの2オーバー74とスコアを崩し、テレサ・ルー（台）、堀琴音らと並び通算1オーバー12位タイに後退。渡邉彩香は通算8オーバー67位タイ、鈴木愛は通算9オーバー75位タイと初日の遅れを取り戻すことが出来ず、決勝ラウンド進出を逃している。