野村が「70」で21位タイ発進! トップはS.ガル
2014年8月8日(金)午前8:34
新規トーナメントで日本勢がやや出遅れた。
米女子ツアーの新設大会 マイヤーLPGAクラシックがミシガン州のブライズフィールドCCを舞台に現地時間7日に開幕。宮里藍、野村敏京、上原彩子、有村智恵の4人が出場した日本勢は、1アンダー70で回った野村が21位タイにつけたのが最高だった。単独トップは6アンダー65でプレーしたサンドラ・ガル(ドイツ)、1打差の単独2位にインビー・パーク(韓)が続いている。
インスタートだった野村は、10番でいきなりボギーを叩くが、11番ですぐにイーブンに戻すと13番でもバーディ。だがその後17番、18番で連続ボギーを喫し1オーバーで折り返す。それでも後半に入るとバーディが先行。最終9番もバーディで締めてこの日は5バーディ、4ボギーの1アンダー71をマークし、21位タイとまずまずの滑り出しを見せた。
パーオンが18回中10回成功とショットに精彩を欠いたがパットに救われた。第1ラウンドの合計パット数は27。現在平均パット数ランキングでツアー6位につけているが、この日も要所でパットを決めスコアメイクにつなげた。
その他の日本勢は、上原と有村が1オーバー72で55位タイ。2年ぶりのツアー優勝を目指す藍は2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー73で75位タイからのスタートとなった。この日は5番でバーディを先行させた藍だが、直後の6番でダブルボギー。後半も1バーディ、2ボギーとエンジンがかからずに出遅れた。オーバーパーの原因は課題のパッティング。この日も短いパットを要所で外し流れに乗れなかった。
トップに立ったのは野村と同組で出たガル。イーブンでハーフターンすると、後半は3番から驚異の6連続バーディ。6アンダー65でラウンドし、2011年のキア・クラシック以来となるツアー2勝目に向け最高のスタートを切った。
その他注目選手では、ポーラ・クリーマー(米)が2アンダー69でラウンドして、リディア・コ(ニュージーランド)、フォン・シャンシャン(中)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)らと共に10位タイ。賞金&レース・トゥ・CMEグローブのランキングで首位を走るステイシー・ルイス(米)は1アンダー70の21位タイにつけた。尚、今季全米女子オープンを制したミッシェル・ウィー(米)は途中棄権している。