松山はイーブンパー28位タイ発進! 丸山、竹谷は出遅れる…
2014年8月1日(金)午前10:22
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昨年に続くファイアーストーンCC挑戦となった松山英樹が、スタートダッシュに失敗しながらも28位タイとまずまずの滑り出しを見せた。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの第3戦 ブリヂストン招待が現地時間7月31日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。マーク・リーシュマン(豪)が6アンダー64をマークして単独首位、大会8勝でディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米)が4打差の9位タイと続く中、松山は出遅れながらもイーブンパー70と耐えて28位タイとまずまずのスタートを切った。
この日10番スタートの松山は、出だしの2ホールで連続ボギー、14番でもボギーを重ね、いきなり3オーバーのビハインドを負ってしまう。しかしここで崩れなかったのは昨年の経験があったからか。通称“モンスター”と呼ばれる667ヤードの16番パー5で第3打目をピタリとつけてバーディを奪うと、18番ではグリーン手前から10メートル越えのロングパットを沈めて1オーバーまでスコアを戻して見せた。
後半は1番から8番までパープレーが続いたが、最終9番をバーディで締めくくってイーブンパー70。首位とは6打離れてしまったものの、2つ伸ばせばトップ10圏内と上位進出はまだ十分可能だ。
一方、松山以外の日本勢2人はやや出遅れた。2013年ブリヂストンオープン勝者の資格で今大会に挑んだ丸山大輔は、前半8ホールで5ストロークも落とす大乱調。その後10ホールを3バーディ、1ボギーとして盛り返したが、3オーバー73の55位タイと上位争いにはついていけず。今年の日本ゴルフツアー選手権でツアー初優勝を果たした竹谷佳孝も、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギー出入りの激しいゴルフに終始して4オーバー74の61位タイで初日の競技を終了している。