海外女子
老舗大会にトップ選手集結! 日本勢、不振脱出なるか?
2014年7月17日(木)午前11:43
現地時間17日、米女子ツアーのマラソン・クラシックがオハイオ州のハイランド・メドーズGCを舞台に開幕する。昨季は最終日にトーナメントリーダーと3打差の3位タイからスタートした有村智恵のアメリカ初優勝に期待がかかったが、スコアを伸ばせず優勝戦線から脱落。結局ポーラ・クリーマー(米)との一騎打ちを1打差で制したビートリス・レカリ(スペイン)がツアー3勝目を飾っていた。
ツアー参戦2年目の有村は今季10試合に出場して6試合で予選落ち。最高順位も5月に行われたキングスミル選手権の18位タイと目標の優勝どころかトップ10入りもできない苦しい状況に陥っている。それだけに昨年結果を残した思い出の地で復活の狼煙を上げ、シーズン後半に弾みをつけたいところだ。
また、前週の全英リコー女子オープンで苦渋を味わった宮里藍、宮里美香、野村敏京、上原彩子の日本勢も参戦。中でも最終日に大失速して45位タイに甘んじた藍は現在賞金ランキング81位と低迷しており、そろそろ巻き返しておきたいはず。
そんな日本勢の壁となるのが、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のステイシー・ルイス(米)、同2位リディア・コ(ニュージーランド)、レクシー・トンプソン(米)らトップランカー。さらにディフェンディング・チャンピオンのレカリ、全英リコー女子オープンを制したモ・マーティン(米)、今季好調のミッシェル・ウィー(米)も揃って参戦する。