大会連覇に向け松山が首位発進!フェアウェイもパーオンも外したのはわずかに1回と完璧なゴルフ
2015年6月5日(金)午前7:43
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイド」大会初日、ディフェンディングチャンピオンの松山英樹は8バーディ、ノーボギー、「64」と大会連覇に向けて好発進を切った。
フィル・ミケルソン、リッキー・ファウラーらとの豪華ペアリングとなった予選ラウンド。
1番からスタートした松山は2番、3番で約3.5mのパットを沈め連続バーディ。その後も7番Par5で確実にバーディを奪うと、9番では残り139Yからピンそばにつけるスーパーショットでバーディ。前半を4アンダーで折り返すと、後半に入ってその勢いはさらに加速。
11番Par5で2オンに成功し、このホールをバーディとすると、ここから4連続バーディを奪う圧巻のプレーで一気にリーダーボードのトップまで駆け上がった。
15番Par5ではティーショットが右ラフへ行き、この日初めてフェアウェイを外すが、3打目をきっちりグリーンに乗せてパー。続く16番Par3ではティーショットをガードバンカーに入れて初めてパーオンを逃す。バンカーショットもカップをオーバーしたが約3mのパットを見事に沈めてパーで切り抜ける。
ホールアウト後に現地TV局の中継インタビューに応じた松山は「ここに向けて良い調整が出来たら良いと思ってやってきた。今日はショットもパットも噛み合って良いプレーが出来た。」と笑顔で答えた。
大会前には「(ショットは)しっくりくるものが見つかっていない。今の状態を考えたら上に行くことは難しいと思う。」と話していた松山だったが、フェアウェイキープ率92.86%、パーオン率94.44% と、フェアウェイを外したのも、パーオンを逃したのもわずかに1回と完璧なゴルフを見せた。
ゴルフネットワークで中継の解説を務めたツアープロコーチの内藤雄士氏は「今日の松山選手は難しいホールは静かにパーで切り抜けて、やさしいホールでしっかりバーディを穫る理想のゴルフが出来ていたと思います。今日は狙ったところに思い通りに打てていたと思います。出だしの1番、2番、3番と難しいホールが続く中、1番からしっかりパーでスタートし、2番、3番でもバーディを奪う完璧なスタート。そして、7番と9番でしっかりバーディを奪う。後半も難しい10番は静かにパーで切り抜け、そこから勢いをつけて4連続バーディ。14番は難しいホールロケーションで各選手が苦労する中、タップインバーディ。完璧なゴルフでした。ショットも良かったですが、今日は特にパッティングが良かったと思います。」と文句無しの完璧のラウンドと絶賛した。
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ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイドは1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト
開催地、オハイオ州ダブリンで生まれ育ったジャック・ニクラウスがホストを務めるビッグトーナメント。昨年大会では、松山英樹が相性の良い18番で行われたプレーオフを制し、PGAツアー本格参戦1年目にして見事ビッグタイトルを手にした。初のディフェンディングチャンピオンとして挑む今大会に注目だ!
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(写真提供:Getty Images)
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