バン・ダ・ウォルト、故マンデラ大統領に捧げる地元V!
2013年12月15日(日)午後0:11
30歳のダウィー・バン・ダ・ウォルト(南ア)が感激のツアー通算2勝目を挙げた。
荒天が続き54ホールに短縮された欧州、南アサンシャイン両ツアー共催のネルソン・マンデラ選手権(南ア、マウントエッジコムCC)は現地時間14日、サスペンデッドとなっていた第2ラウンドの続きと最終ラウンド(第3ラウンド)の競技を終了。第2ラウンドで8アンダー62をマークし、最終ラウンドでも4つスコアを伸ばしたバン・ダ・ウォルトが通算15アンダーで優勝を飾った。
「ネルソン・マンデラという偉大な人物の名前を冠した大会で歴史に名を残せたことは何よりも光栄なこと。追悼ムードが漂う中で勝てるなんて、なんとも言えない感情がこみ上げてくる。この勝利は一生忘れない」と去る12月5日、95歳でこの世を去った南アの指導者、故マンデラ氏と子供たちが細工されたユニークなトロフィを掲げ感無量だったバン・ダ・ウォルト。ケガを乗り越えての地元Vに感激を禁じ得なかった。
その他上位陣は通算13アンダー2位タイには、マシュー・ボールドウィン(英)と第2ラウンドで11アンダー『59』を叩き出し一時トップに立ったジョージ・カンピーヨ(スペイン)の2人。通算12アンダー単独4位にロメイン・ウォッテル(仏)、通算11アンダー単独5位にオリバー・ベッカー(南ア)が続いている。また、地元一番人気のブランデン・グレイス(南ア)は通算10アンダー6位タイに終わった。