第1回ユーラシアカップ開幕! 欧州とアジアの戦士が激突
2014年3月27日(木)午後0:15
ゴルフマーケットのグローバルな広がりを地で行くような大会が新たに始まる。
現地時間27日から3日間かけて行われるユーラシアカップ(マレーシア、グレンマリーG&CC)は、欧州とアジアの戦士10人ずつが激突する名誉をかけた団体戦。いずれも自らプレーするミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)両主将の下に集結したチームで戦う様は、共催イベントがどんどん増え、活性化している欧州、アジア両ツアーの隆盛ぶりがうかがえる大会だ。
9月に米国との決戦、ライダーカップ(現地時間9月26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)を控えた欧州チームには、メジャー優勝経験のあるグラエム・マクドウェル(北アイルランド)をはじめ、トーマス・ビヨーン(デンマーク)やゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)ら実力者と、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)、ビクトル・ドゥブイソン(仏)ら今季好調の面々が名を連ねている。
一方のアジアチームも、アジアンツアーで賞金王を3度経験したジェイディをポイントゲッターに、昨季の同ツアー賞金王キラデク・アフィバーンラト(タイ)、プラヤド・マークセン(タイ)、金亨成(韓)らアジアを代表するプレーヤー、さらに主将推薦の小田孔明、谷原秀人を加えた強力チームでこれを受けて立つ。
欧州、アジアのパワーをアピールする絶好の機会に、日本勢2人がどれだけ暴れられるるか。また、どちらが第1回大会の勝者となるのか。じっくりと見届けたい。