藍、21位タイで終戦 レクシー逃げ切って今季2勝目!
2013年11月18日(月)午前10:09
宮里藍のサンデーチャージは不発に終わった。
36人の選ばれたものだけが出場を許された米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待は現地時間17日、オチョアの故郷メキシコのグアダラハラCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。21位タイから巻き返しをはかった宮里だったが前半ボギーが先行する苦しい滑り出し。スコアを伸ばしたい3番パー5をボギーとすると、初日と3日目にもつまずいている鬼門の5番パー4でまたもボギーを喫しリーダーボードを後退した。
しかし7番パー4のバーディで息を吹き返すと後半2バーディを奪って1アンダー71にスコアをまとめ、通算3アンダーでホールアウト。前日と変わらず21位タイで4日間の競技を終了した。
かつての世界No.1で宮里の親友でもあるオチョアがホステスプロを務める大会。しかもゴルフの調子も悪くなかっただけに上位進出を目指し戦いに挑んだが、ちょっとした噛み合わせの悪さがチャージを阻み平凡な成績に。今季も残るはあと1試合。最終戦のCMEグループ・タイトルホルダーズ(現地時間21?24日/フロリダ州、チバロンGC)でシーズン初勝利を目指すことになる。
優勝は前日にトップに浮上した18歳のレクシー・トンプソン(米)。最終日にステイシー・ルイス(米)の追撃に遭い、ルイスが12番から3連続バーディを奪ってトンプソンを逆転する場面もあったが、最後は17番でボギーを叩いたルイスに対し、トンプソンが最終ホールで1.5メートルのバーディパットを沈め通算16アンダーとして1打差で逃げ切り、アジアシリーズのサイム・ダービーLPGAマレーシアに続くシーズン2勝目、ツアー通算3勝目を達成した。
通算15アンダーの単独2位にルイス、通算13アンダー単独3位にリュウ・ソヨン(韓)が入り、通算11アンダー単独4位にインビー・パーク(韓)。スーザン・ピーターセン(ノルウェー)が通算10アンダーでポーナノン・パットラム(タイ)と並び5位タイに入っている。