L.コ急浮上でルーキー対決勃発! 野村16位タイ、藍38位タイ
2014年3月22日(土)午前11:08
スーパールーキー、リディア・コ(ニュージーランド)がバックナインの猛チャージでリーダーボードを駆け上がった。
米女子ツアーの今シーズン米国本土初戦のJTBCファウンダーズ・カップ(アリゾナ州、ワイルドファイアGC)は現地時間21日、第2ラウンドの競技を終了。首位に3打差の11位タイからスタートしたコは12番からの上がり7ホールで1イーグル、4バーディを奪う猛攻で6アンダー66をマーク。通算11アンダーで初日から首位を走る同期のイ・ミリム(韓/通算13アンダー)に2打差の単独2位に浮上し、奇しくも3日目ルーキー同士の直接対決が実現することになった。
また、この日7アンダー65のベストスコアを叩き出したヨー・スヨン(韓)が通算10アンダーで単独3位。通算9アンダー4位タイにインビー・パーク(韓)、ジェシカ・コルダ(米)、リュウ・ソヨン(韓)、シェラ・チョイ(韓)らが並んでいる。
一方、日本勢最高位につけているのは通算6アンダー16位タイの野村敏京。11位タイから上位進出を狙い11番までに3つスコアを伸ばしたが、14番パー3で痛恨のダブルボギーを叩いて後退し、「前半ノーボギーで素晴らしいゴルフが出来たと思ったんですが…。14番は誤算でした」と苦笑い。結局1つしかスコアを伸ばせず、明日は「攻めるしかない」と金色に染めた髪同様、アグレッシブなプレーを胸に誓った。
その他、宮里美香が1アンダー71で回り通算5アンダー29位タイにつけ、初日62位タイと出遅れていた宮里藍が1イーグル、3バーディ、2ボギーの3アンダー69をマークし、通算4アンダー38位タイに順位を上げた。
前日「パー5で伸ばせなかった」ことがスコアメイクにマイナスの影響を与えたと語った藍は、その反省を活かしてこの日4つのパー5でイーグル1つ、バーディ2つを奪って急浮上。あとは初日『31』、2日目『32』のパット数をいかに減らせるか。調子を取り戻しつつある藍の残り2日間に注目だ。
また、イーブンパー72にスコアをまとめた上原彩子は通算3アンダー55位タイで予選を通過し、「あと2日プレーする権利を得て嬉しい」と喜んだが、有村智恵は初日の出遅れが響き通算1オーバー92位タイで決勝ラウンド進出を逃している。