“BMWキラー”G.フェルナンデス-カスタノ逆転V! R.マキロイ完敗…
2013年10月28日(月)午前10:30
BMWと名のつく大会で複数回優勝経験を持つゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)が逆転で今シーズン初、ツアー通算7勝目を飾った。
欧州ツアーのファイナル・シリーズ第1戦 BMWマスターズは現地時間27日、中国のレイク・マラレンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日単独3位からスタートしたフェルナンデス-カスタノが4アンダー68をマークして通算11アンダーで逆転V。2006年のBMWアジアン・オープン、2012年のBMWイタリア・オープンに続くBMWシリーズ3冠に輝いた。
「出だしはショットがバラついて不安定だったけれど、終わりに近づくにつれてノって来た」とフェルナンデス-カスタノ。8アンダー64の猛チャージで通算10アンダーまでスコアを伸ばしたフランセスコ・モリナリ(伊)がすでにホールアウトしていたため、そのスコアを意識しての終盤のプレーとなったが、大詰めの17番パー3でグリーン外からパターでチップインバーディを決め勝利を揺るぎないものとした。その時点で後続に3打差。勝利を確信し気持ちがゆるんだせいか最終ホールでダブルボギーを叩いたがそれもご愛嬌。勝敗に響くことはなかった。
1打差の2位タイにモリナリとアジアを代表するプレーヤー、トンチャイ・ジェイディ(タイ)が入り、前日までトーナメントを引っ張って来た23歳のルーク・ガスリー(米)は通算9アンダー単独4位に終わった。
上位進出が期待されたビッグネームは、イアン・ポルター(英)が通算4アンダー15位タイ、リー・ウェストウッド(英)が通算2アンダー24位タイにとどまり、この日4バーディ、5ボギーの1オーバー73とスコアを落としたローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算1アンダー27位タイに終わっている。
また、前日『79』の大叩きで後退したヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、ようやく最終日に7アンダー65と盛り返して通算2オーバー34位タイで4日間の競技を終了。賞金レーストップの座をキープした。